【テニスのバックハンド習得マップ】初心者から伸び悩んでいる人まで対応

テクニック
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バックハンドのことがよくわからず、何から手をつけたらいいかわからない…

という初心者の方から、

バックハンドのどこが悪いかわからず、伸び悩んでいる…

といった経験者の方まで対応したバックハンドストロークのまとめページです。

バックハンドストロークの基礎から応用まで集めました。

このページを上から順番に読んでいくことで、バックハンドストロークの全体像が見えてきます。
【本記事の内容】
  1. バックハンドとは?:基本ワードをおさえよう
  2. 2種類のバックハンド:片手と両手どちらを選ぶ?
  3. バックハンドのグリップと基本スイング : 初心者が最初に習得すべきこと
  4. バックハンドの打ち方 : 一連の流れをマスターしよう
  5. バックハンドの育て方 : 段階的に取り入れよう
  6. バックハンドの上達方法:苦手な人に読んでほしい
  7. 練習方法:バックハンドを磨く方法を知ろう
  8. バックハンドスライス:バリエーションを増やしてみよう
わたしは以前、テニスコーチをしていました。

バックハンドストロークが苦手だった生徒さんは多く、どうしたらよくなるか試行錯誤を重ねてきました。

そして、わたし自身も両手打ちと片手打ちをさまよい、それぞれのメリットとデメリットを体感しています。

そのときの経験を踏まえて、この記事を作成しました。

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バックハンドとは?:基本ワードをおさえよう

まったくの初心者でもわかるように、最初にバックハンド関連のワードをまとめておきます。

テニス経験者の方は飛ばしてください。

  • 【グランドストローク】とは
    →ボールがワンバウンドしてから打つショット
    →「フォアハンドストローク」と「バックハンドストローク」がある
  • 【バックハンド】とは
    →利き手の反対側でボールを打つこと
    →右利きなら身体の左側で打つ
    →利き手側でボールを打つときは「フォアハンド」という
    →ワンバウンドで打つ「バックハンドストローク」「バックハンドスライス」「バックハンドリターン」、ノーバウンドで打つ「バックハンドボレー」「バックハンドスマッシュ」などがある
  • 【バックハンドストローク】とは
    →コートにワンバウンドしたボールを利き手の反対側で打つショット
    →省略して「バックハンド」と呼ぶことが多い

テニスを始めてフォアハンドストロークとセットで習うのがバックハンドストロークです。

バックハンドストロークは、利き手の反対側で打つため力が入りづらくラケットの操作も慣れるまでしづらいです。

フォアハンドストロークに比べると打点のエリアが狭いですが、フォームを固めやすいメリットもあります。

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2種類のバックハンド:片手と両手どちらを選ぶ?

バックハンドストロークには、片手打ちと両手打ちがあります。(片手バック・両手バックと呼ぶことが多いです。)

片手打ちは、最初両手でラケットを支えていますが最終的には利き手だけで打ちます。

両手打ちは、文字どおり両手でラケットを握って打ちます。

基本的には、どちらかを選んで習得することになります。

バックハンドは片手と両手どちらを選んだらいいの?

テニスをしたことのない初心者だと判断が難しいですが、おすすめしているのは

両手打ち

です。

テニスをしている周りの人を見ても、両手バックハンドストロークのほうが多いかと思います。

  • 左手のフォアハンドの感覚に近い
  • 両手でラケット操作ができる
  • 両手の力が使えるため片手より融通が利く

上記が両手打ちのメリットですが、人によってはデメリットになる場合もあります。

両手打ちの人でも下記のように感じる場合、片手打ちのほうが向いている可能性があります。

  • 右手の感覚で打ちたい
  • 右手でラケットを操作したい
  • 決まった打点だけで打ちたい
つまり、合う合わないがあるということです。わたし自身、両手打ちをおすすめしていますが、現在片手打ちで落ち着いています。

本記事は、両手バックと片手バックの両方に対応した習得マップです。

両方について知りたい方は、このまま読み進めてください。

余計な情報は必要ない。両手バックだけもしくは片手バックだけの習得方法を知りたい。

そんな方には下記の記事を用意しているので、どちらか選んで読み進めてください。

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バックハンドのグリップと基本スイング : 初心者が最初に習得すべきこと

バックハンドストロークには両手と片手がありますが、それぞれグリップの握り方で違いがあります。

グリップの握り方で、打点の位置やスイングの軌道が変わります。

打点の位置が変わると、リーチも変わります。

スイング軌道が変われば、球種や回転量も変化します。

これからテニスを始める方は、

初心者向けのグリップを知る

経験者の方は、

  • ご自分のグリップの確認
  • 他のグリップとの比較

に下記記事をご利用ください。

また、まったくの初心者がグリップを覚えた後に習得する基本スイングについて解説しました。

テニススクールの初心者クラスで練習する内容です。

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バックハンドの打ち方 : 一連の流れをマスターしよう

グリップの握り方と基本スイングを身につけても、ボールはなかなか打ち返せません。

それは、下記の2つも訓練しておく必要があるからです。

  • 相手が打ってから自分がバックハンドストロークを打つまでの動き
  • バックハンドストロークを打った後のポジショニング

上記を含めて、バックハンドストロークなんです。

打つ前後を含めて、一連の流れをマスターできると、ボールが打ち返せるようになっていきます。

下記の記事で、バックハンドストロークの一連の流れを9分割して解説しました。

これからテニスを始める方は、

バックハンドストロークの基本スイングをラリーで使えるようにステップアップする

ためにご利用ください。

経験者の方は、

バックハンドストロークのどこに問題を抱えているか

棚卸しをする際にご活用ください。

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バックハンドの育て方 : 段階的に取り入れよう

グリップ・基本スイング・一連の流れを理解したら、段階的にバックハンドストロークを育てていきましょう。

スムーズに習得できる順番に記事を並べています。

上から1つずつ取り入れ、バックハンドストロークの応用力を高めていきましょう。

トップスピンのかけ方を学ぶ

バックハンドストロークでボールをつなぎたいとき、トップスピンがかけられるとネットやアウトのミスを減らすことができます。

トップスピンのかかったボールはネットの高いところを通すことができ、急激にボールが落ちるためです。

コートにバウンドした後、高く弾む特徴もありますね。

下記の記事でトップスピンのかけ方を覚えましょう。

バックハンドストロークでトップスピンをかけるときの補足です。

トップスピンをかける場合、フォアハンドストロークのようにラケットダウンでラケットをふせるイメージがあるかもしれません。

ある程度厚いグリップなら、そのイメージで問題ありません。

ただ、コンチネンタルグリップに近い薄いグリップの場合、両手・片手どちらで打つにせよラケットはふせにくいのでこのイメージは捨てましょう。

その場合は、ラケット面の向きではなくスイング方向を工夫します。

スイングの前後幅を狭めて、ラケットを縦に振るようにしましょう。

テイクバックを深くしていく

初心者の方は、ボールをとらえやすいように小さめのテイクバックから始めます。

ただ、練習を重ねるうちに、もう少しボールを飛ばせるようになりたいと思うはずです。

テイクバックを大きくすればインパクトまでの助走距離は伸びますが、ただラケットヘッドを後方へ引くだけなのはおすすめしません。

身体が回らず手だけを引いて打つ「手打ち」になりかねません。

どちらかというと、

グリップエンド

を後方へ引くといいでしょう。

グリップエンド近くを握っているのは右手なので、右拳を後方へ引く感じです。(右利きの場合です。)

そうすると、右肩もしっかり入るようになります。

バックハンドストロークの場合、大きなテイクバックというよりはグリップエンド側を引いた

深いテイクバック

を目指していきましょう。

スタンスを使い分けてさまざまな状況に対応する

バックハンドストロークのスタンスというと、

  • 両手バックはスクエアスタンス
  • 片手バックはクローズトスタンス

のようなイメージがあるかもしれません。

確かに、球出し練習なら上記のスタンスで打つのが1番気持ちいいです。

しかし、実戦では相手にイヤなところを狙われるわけです。

そんなとき、さまざまな状況に合わせてスタンスを使い分ける必要が出てきます。

特に、オープンスタンスで打つ機会は必ずあるのでマスターしておきましょう。

オープンスタンスの記事がありますので、ぜひ目を通しておいてください。

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バックハンドの上達方法:苦手な人に読んでほしい

ここまでの内容を習得すれば、バックハンドストロークはだいぶパワーアップしているはずです。

それでも、

球出しのボールもうまく打てない…

もしくは、

ラリーになると、バックハンドストロークで返せない…

という方は、下の2記事が役立つかもしれません。

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練習方法:バックハンドを磨く方法を知ろう

バックハンドストロークの練習方法はいろいろあります。

ただ、課題がはっきりしているなら、ある程度絞って練習したほうが効率よく上達します。

バックハンドストロークの練習は、大きく分けると下記の3つです。

  • 球出し
  • ラリー練習
  • 1人でできる練習

それぞれのおすすめ練習メニューを下記の記事で紹介しています。

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バックハンドスライス:バリエーションを増やしてみよう

バックハンドストロークには、3つの球種があります。

  • トップスピン
  • フラット(もしくはフラットドライブ)
  • アンダースピン

この中で、アンダースピンだけはグリップや打ち方を変えて打つ必要があります。

要は別の打ち方を覚えないと使えないということです。

アンダースピンをかけるバックハンドを、

バックハンドスライス

と呼びます。

バックハンドスライスは、弾道が低くバウンド後は滑るように弾みます。

厚いグリップの相手には、返しづらいボールになるでしょう。

また、リーチが長く打点のエリアも広いため、守備力を高めることができます。

同じテイクバックからロブやドロップショットも打てるので、非常に使い勝手がいいです。

スライスを覚えることで、バックハンドストロークの選択肢が大きく広がります。

ただし、習得には苦労するかもしれません。

今まで打ってきたトップスピンやフラットのバックハンドストロークとはかなり違います。

スライス全般については、下記の記事が役立つはずです。

バックハンドスライスの打ち方とコツは下記の記事で解説しています。

スライスを習うと、普段のグランドストロークがおかしくなってしまう人をよく見かけます。

スライスを覚えるだけではなく、普段のグランドストロークとの違い(グリップ・打点・スイング)も理解し、同時並行で練習することをおすすめします。

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