という初心者の方から、
といった経験者の方まで対応したテニスシューズのまとめページです。
テニスシューズの基本知識や選び方などを解説しました。
- テニスシューズの種類:サーフェスに合わせて3つあり
- テニスシューズの選び方:使用するサーフェスが1種類の場合
- テニスシューズの選び方:使用するサーフェスが複数の場合
- おすすめのメーカー:asics(アシックス)です
- テニスシューズの値段:ピンキリです
- ネットで購入する場合:足の計測と試着が必要
- 試着の注意点:失敗しないための5ポイント
テニスシューズの種類:サーフェスに合わせて3つあり
テニスコートにはいろいろなサーフェス(表面)があり、それに伴いテニスシューズは3種類あります。
- オールコート用
- オムニ・クレー用
- カーペットコート用
1番の違いは、
です。
オールコート用は、その名のとおりどのコートでも履けるテニスシューズです。
アウトソールは、適度に溝が入っており、そこそこのグリップ力(地面をつかむ力)があります。
このグリップ力は、ハードコートに合わせて作られています。
オムニ・クレー用は、砂入り人工芝コート (オムニコート )とクレーコートに対応したテニスシューズです。
アウトソールは、深く細かい溝が入っており、高いグリップ力があります。
砂入り人工芝コートやクレーコートのように砂で滑る場所に適しています。
カーペットコート用は、インドアのカーペットコート専用のテニスシューズです。
アウトソールは、ほとんど溝がなくツルツルになっているため、グリップ力は低めです。
靴底が引っかかりやすいカーペットコートにちょうどいいグリップ力になっています。
テニスシューズの選び方は、使用するサーフェスの種類や数によって変わります。
次章以降で解説していきます。
テニスシューズの選び方:使用するサーフェスが1種類の場合
もし、あなたが1つのサーフィスでしかテニスをしないのなら、
を選ぶべきです。
適切なグリップ力のテニスシューズを選ぶことで、転倒などケガのリスクを減らし、あなたのパフォーマンスをもっとも上げてくれます。
各サーフェスに適したテニスシューズは下記のとおりです。
- 【ハードコート】
- →オールコート用
- 【カーペットコート】
- →カーペットコート用
- 【砂入り人工芝コート】
- →オムニ・クレー用
- 【クレーコート】
- →オムニ・クレー用
テニスシューズの選び方:使用するサーフェスが複数の場合
そんなふうに思うかもしれません。
確かに、オールコート用テニスシューズはどのコートでも履けることになっています。
ですが、ハードコート以外のサーフェスでは、グリップ力が強く引っかかりを感じたり、グリップ力が足りず滑ったりします。
例えば、オールコート用テニスシューズで砂が巻いてある砂入り人工芝コートやクレーコートでテニスをすると、若干滑る傾向にあります。
試合やゲームでストレスなくテニスをしたいなら、
必要があります。
複数のテニスシューズを同時に探すなら、下記の記事が役立つはずです。
おすすめのメーカー:asics(アシックス)です
人それぞれ好みもあるかとは思いますが、
をおすすめします。
テニススクールの生徒さんは、ショップコーナーで販売しているメーカーのシューズが多いかもしれません。
ただ、草トーナメントの試合会場へ行くと、アシックスユーザーがかなり多いです。
アシックスのテニスシューズは、サーフェスやニーズに合わせて幅広くラインナップされています。
フィット感が抜群で、幅広の方でも履ける3Eや4Eのシューズもあります。(クリックすると開きます。)
スタンダードの2Eとワイドの3Eがあるモデル⬇︎
スタンダードの2Eとエクストラワイドの4Eがあるモデル⬇︎
アシックスのテニスシューズは日本人だけでなく、海外のトッププレーヤーにも評判がいいです。
ノバク・ジョコビッチ選手やイガ・シフィオンテク選手など、すばらしいフットワークのプレーヤーが着用しています。
プロも使用しているトップモデルとコストパフォーマンスの高いお買い得モデルを紹介したアシックスの記事もあります。
ぜひ、参考にしてみてください。
テニスシューズの値段:ピンキリです
結論、ピンキリです。
例えば、さきほど紹介したアシックスだと、もっとも安く買えるのがこちらのエントリーモデル。
中間くらいのお値段だと、こちらのモデル。
最も高価なのが、こちらのトップモデル。
テニスシューズも消耗品で、定期的に買い替えが必要です。
そのうえで、テニスシューズにどれだけの機能を求めるか考えてみましょう!
ネットで購入する場合:足の計測と試着が必要
確かに、テニスシューズの種類が豊富で、ちゃんと試着してから購入できる専門店なら安心ですよね。
足型測定してくれるお店もあり、足長・足囲・足のタイプなどがわかれば、あなたにぴったりのテニスシューズが見つかるかもしれません。
ネット購入で失敗したくなければ、面倒かとは思いますが、自分の足を測定してみましょう。
テニスシューズのサイズを知るだけではなく、あなたの足囲や足のタイプも把握しておきましょう。
足長・足囲・足のタイプがわかれば、ネット購入でもサイズや靴型を選びやすくなります。
両足を測定して、長いほうの足に合わせてください。
また、Amazonプライム会員であれば、「prime try before you buy」という試着してから購入できるサービスを利用できます。
対象商品であれば、同じシューズのサイズ違いや複数のモデルを取り寄せて、履き比べてから購入することができます。
試着の注意点:失敗しないための5ポイント
テニスシューズの試着をしていても、実際にテニスをしたら合わなかったなんてこともあります。
テニスシューズが大きすぎるのも問題ですが、思ったよりも小さいとつま先の痛みに耐えられません。
そうなると、もう1度購入する羽目になります。(私も昔やりました…)
そうならないように、「試着で失敗しないための5ポイント」をお伝えします。
- 試着する時間帯は午後
- テニスをするときのソックスを
- 正しい履き方でつま先をチェック
- 両足とも試着しよう
- 動いた後に止まってチェック
試着する時間帯は午後
朝は避けて、午後に試着しましょう。
一日の時間帯によって身長が変わるように、
も変化します。
足に体重がかかると、むくんで大きくなっていきます。
早い時間に試着してしまうと、小さいサイズを選びかねません。
テニスをするときのソックスを
普段履いているソックスとテニス時のソックスの厚みがかなり違う場合は要注意です。
薄い靴下で試着してしまうと、テニスをするときにきつくなってしまう可能性があります。
テニスするときのソックスで試着するのが、一番安全です。
正しい履き方でつま先をチェック
テニスシューズを試着するときは、かかとを合わせてから靴紐を結びましょう。
テニスシューズを履いた後に、かかとを地面にトントンして合わせます。
その後、下から靴紐を締めていきます。
靴紐を締め終わった後に確認してほしいのは、
です。
最低でも、つま先に5mmの余裕は必要です。
両足とも試着しよう
これは危険です!
わたしも自分で測ってみてわかったのですが、両足の長さは違います。
その差は、両足で適正なサイズが違うほどです。
どちらに合わせるかといえば、当然
に合わせます。
小さい足に合わせてしまうと、長い足のつま先がきつくて痛いです…
動いた後に止まってチェック
待ってください!
テニスシューズなら、もう1つチェックしてほしいことがあります。
テニスをしたときのシュミレーションです。
そうなんです。
なので、その場でちょっと動いてから止まってみてください。
テニスは、ボールを追いかけてから止まって打ちますよね。
その動きを小さく再現してみます。
そのとき、つま先が痛くないかチェックです。
もし、痛い指があれば、違うサイズやシューズを検討しましょう。
テニスをしたとき、間違いなく痛くなりますから。
特に、1番長い指が痛くならないか注目してみてください。(指の長さにあまり差がない方は、小指付近が痛くなるかも。)
試着したのにテニスをしてみたら合わなかったという方がけっこういましたので、このチェックを行うとこの失敗を防げます!