といった疑問に答える打ち方のまとめページです。
テニスの基本ショットの打ち方を集めました。
- テニスの打ち方の種類
- フォアハンドストロークの打ち方
- バックハンドストロークの打ち方
- フォアハンドボレーの打ち方
- バックハンドボレーの打ち方
- スマッシュの打ち方
- サーブの打ち方
テニスの打ち方の種類
テニスの打ち方の種類は、
です。
- ワンバウンドしてから打つショット
- ノーバウンドで打つショット
- 頭の上で打つショット
テニスの打ち方は6種類
さらに細かく分けると、下記のように6つになります。
- 【ワンバウンドしてから打つショット】
- →フォアハンドストローク
- →バックハンドストローク
- 【ノーバウンドで打つショット】
- →フォアハンドボレー
- →バックハンドボレー
- 【頭の上で打つショット】
- →スマッシュ
- →サーブ
他にもテニスのショットはありますが、まずは基本ショットである6つを習得しましょう。
テニスの打ち方の球種
また、各ショットでボールの球種を変えると打ち方にも変化が現れます。
主な球種は、以下の4つです。
- トップスピン
- フラット
- アンダースピン
- サイドスピン
トップスピンは、ボールに順回転を与えます。
打ったボールは大きな放物線を描き、バウンド後に大きく弾みます。
フラットは、ボールの回転が少ない球種です。
ボールの後ろから前に力を伝えるため、スピードボールが打ちやすいです。
順回転が少しかかったフラットのことを「フラットドライブ」といいます。
アンダースピンは、ボールに逆回転を与えます。
打ったボールは低い弾道を描きやすく、バウンド後に滑るように弾みます。(止まるように弾むこともあり。)
「スライス」という応用ショットで、アンダースピンは多用されます。
サイドスピンは、その名のとおり横回転を与えます。
横に曲がるように飛んでいき、バウンド後も曲がっていきます。
「トップスピン」や「アンダースピン」と組み合わせて、斜め回転にして使用することが多いです。
それでは、1つずつ打ち方を見ていきましょう。
フォアハンドストロークの打ち方
フォアハンドストロークは、利き手側に来たボールをワンバウンドさせてから返球するショットのことです。
使用頻度は高く、テニススクールに入会すると最初に練習するショットですね。
フォアハンドストロークの球種はトップスピンが主流です。
高い技術と練習を必要としますが、スピードを上げて攻撃するフラット(フラットドライブ)も覚えたいところです。
フォアハンドストロークのグリップの握り方はいろいろあり、どれが正しいというわけではありません。
グリップの握り方で打ちやすい球種やコースが変わり、それがプレーヤーの個性にもつながります。
テニススクールで初心者の方におすすめしているのは、下記のイースタングリップです。
⬆︎手のひらの斜めのラインを③のグリップ面に合わせる
基本となるスイングは、下記の記事をご覧ください。
フォアハンドストロークの一連の動作は、分割すると下記のようになります。
- スプリットステップ
- 軸足を出しながらターン
- テイクバックしながら移動
- テイクバックが終了しスタンスを決める
- フォワードスイング
- インパクト
- フォロースルー
- フィニッシュ
- 次のポジションへ移動
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バックハンドストロークの打ち方
バックハンドストロークは、利き手の反対側に来たボールをワンバウンドさせてから返球するショットのことです。
利き手の反対側で打つショットのため、最初はフォアハンドストロークと比べて打ちづらいと感じるでしょう。
ただ、練習を重ねると、打ち方を固めやすくフォアハンドストロークより安定する場合も多いです。
バックハンドストロークには、両手打ちと片手打ちがあります。
両手打ちのほうが多いですが、合う合わないがあるので、両方試して決めればいいかと思います。
バックハンドストロークをスライス(アンダースピン系のショット)をメインに返球する方もいますが、本記事では両手打ちと片手打ちのトップスピンの打ち方を紹介します。
両手バックハンドストローク
テニススクールで初心者の方におすすめしているのは、下記のグリップです。
⬆︎左手のひらの斜めのラインを③のグリップ面に合わせる
⬆︎右手のひらの斜めのラインを②のグリップ面に合わせる
左利きの方は、左右が逆になります。
基本となるスイングは、下記の記事をご覧ください。
両手バックハンドの一連の動作は、分割すると下記のようになります。
- スプリットステップ
- グリップチェンジ+軸足を出す+ターン
- テイクバックしながら移動
- テイクバックが終了しスタンスを決める
- フォワードスイング
- インパクト
- フォロースルー
- フィニッシュ
- 次のポジションへ移動
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片手バックハンドストローク
テニススクールで初心者の方におすすめしているのは、下記のバックハンドイースタングリップです。
⬆︎右手のひらの斜めのラインを①のグリップ面に合わせる
基本となるスイングは、下記の記事をご覧ください。
片手バックハンドの一連の動作は、分割すると下記のようになります。
- スプリットステップ
- グリップチェンジ+軸足を出す+ターン
- テイクバックしながら移動
- テイクバックが終了しスタンスを決める
- フォワードスイング
- インパクト
- フォロースルー
- フィニッシュ
- 次のポジションへ移動
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フォアハンドボレーの打ち方
フォアハンドボレーは、利き手側に来たボールをノーバウンドで返球するショットのことです。
基本的には、ノーバウンドで返球できるようにネットの近くで打つショットになります。
同じように利き手側に来たボールを打つフォアハンドストロークと打ち方がだいぶ違うので、最初は使い分けに苦労するかもしれません。
ラケットで壁を作るように打つフォアハンドボレーの球種はアンダースピンです。(とはいえ、最初は意識して回転をかける必要はありません。)
ボールの真後ろより下側をラケットでとらえるため、自然とボールに逆回転がかかります。
また、ボールの回転を抑えてフラットで叩く技術も必要です。
フォアハンドボレーのグリップの握り方は、下記のコンチネンタルグリップが基本です。
⬆︎手のひらの斜めのラインを②のグリップ面に合わせる
フォアハンドボレーの一連の動作は、分割すると下記のようになります。
- スプリットステップ
- ラケットセットと軸足を出しながらターン
- 踏み込みながらボレー
- 次のポジションへ移動しながら構える
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特に重要なのが、「ラケットセット+軸足を出しながらターン」と「踏み込みながらボレー」のところですね。
下記の記事で、練習方法を解説していますので、参考にしてみてください。
バックハンドボレーの打ち方
バックハンドボレーは、利き手の反対側に来たボールをノーバウンドで返球するショットのことです。
基本的には、フォアハンドボレーと同様ノーバウンドで返球できるようにネットの近くで打つショットになります。
ラケットの裏面で打つため、利き手の甲側で打つ感じです。
フォアハンドボレーに比べると力は入りづらいですが、身体の正面に来たボールを返しやすいメリットがあります。
基本的には利き手で打つショットですが、力がうまく入らない女性やジュニアは両手で打っている方が多いです。
ラケットの裏面で壁を作るように打つバックハンドボレーの球種はアンダースピンです。(とはいえ、最初は意識して回転をかける必要はありません。)
ボールの真後ろより下側をラケットでとらえるため、自然とボールに逆回転がかかります。
また、ボールの回転を抑えてフラットで叩く技術も必要です。
バックハンドボレーのグリップの握り方は、フォアハンドボレーと同様に下記のコンチネンタルグリップが基本です。
⬆︎手のひらの斜めのラインを②のグリップ面に合わせる
バックハンドボレーの一連の動作は、分割すると下記のようになります。
- スプリットステップ
- ラケットセットと軸足を出しながらターン
- 踏み込みながらボレー
- 次のポジションへ移動しながら構える
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フォアハンドボレー同様、「ラケットセット+軸足を出しながらターン」と「踏み込みながらボレー」が大事なポイントです。
下記の記事で、このパートを解説していますので、参考にしてみてください。
スマッシュの打ち方
スマッシュは、頭上に上がったボールをノーバウンドで相手コートに叩きつけるショットのことです。
ネットの近くに立っているとき、自分の真上に高いボールが上がったらボレーで返球することもできます。
ですが、決定打にはなりにくいです。
スマッシュでコートにボールを叩きつけることで、相手からポイントをとりやすくなります。
とはいえ、最初はなかなかスマッシュをうまく打てません。
自信がなければ、つなぐつもりでスマッシュを打ってもいいでしょう。
スマッシュの球種は、スピードが出やすいフラットです。
ただし、ネットから離れた位置からスマッシュを打つときは、サイドスピンをかけてつなぎます。
スマッシュのグリップの握り方は、下記のコンチネンタルグリップです。
⬆︎手のひらの斜めのラインを②のグリップ面に合わせる
スマッシュの一連の動作は、分割すると下記のようになります。
- スプリットステップ
- 軸足を引く+ラケットのセット
- サイドステップで下がりながらラケットをテイクバック
- ボールの落下地点に入りスタンスを決める
- フォワードスイング
- インパクト
- フォロースルー
- フィニッシュ
- 次のボールに備えて構える
スマッシュのみ横方向のイラストです。
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スマッシュのコツや練習方法は、下記の記事にまとめています。
サーブの打ち方
サーブは、自分で上げたボールを相手のサービスコートに入れるショットのことです。
サーブは各ポイントの最初に打つショットなので、ゲームをするうえで重要度が高いです。
同じ頭の上で打つショットなのでスマッシュと似ています。
ですが、以下のことからスマッシュよりコントロールするのが難しいです。
- ベースラインの後ろから打つため、ネットからの距離が遠い。
- 対角線上のサービスコートに入れる必要がある。
サーブは自分でボールを上げてから打てるため、スマッシュよりはボールをとらえるのが簡単です。(自分でボールを上げる動作を「トスアップ」といいます。)
ただ、最初はトスアップが思ったところに上がらなかったり、テイクバックやスイングとのタイミングが合わなかったりと苦戦します。
サーブの球種は、「フラット・スライス・スピン」の3種類です。
初心者の方は、ボールをとらえやすいフラットから始めてみましょう。
サーブのグリップの握り方は、下記のコンチネンタルグリップが基本です。
⬆︎右手のひらの斜めのラインを②のグリップ面に合わせる
基本となるトスとスイングは、下記の記事をご覧ください。
サーブの一連の動作は、分割すると下記のようになります。
- スタンスを決めてボールをつく
- 構える
- トスアップしながらテイクバック
- トロフィーポーズ
- フォワードスイング
- インパクト
- フォロースルー
- フィニッシュ
- 次のポジションへ移動して構える
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本記事では紹介しませんでしたが、ボレーの拡大版ともいえる「スライス」もいずれ必要になります。
下記の記事も参考にしてみてください。