と思っている方から、
と思っている方まで対応したテニス練習のまとめページです。
- 練習を1人でするなら:環境に合わせて3つ紹介
- 練習器具を使うなら:コート外で上手くなる
- 球出し機:基本練習の反復を強力サポート
- 初心者向け練習メニュー:各ショットの導入方法がわかる
- 部活向け練習メニュー:手出しドリルをフル活用
- 盛り上がる練習:チームで緊張感を分かち合う
- 効率的な練習方法:課題をクリアする練習メニューの作り方
- 練習着:テニスの練習をするときの服装
練習を1人でするなら:環境に合わせて3つ紹介
相手がいなくても、ラケットとボールがあれば、テニスの練習はすぐに始められます。
練習環境で、3つのおすすめ練習方法を紹介します。
- 【テニスコートでできる】
- 自分でボールを上へ放って、ワンバウンドさせてから打つ練習がおすすめ。その際に、コースを狙って打つ。コースを打ち分けるときのボールの入り方がわかり、コントロール力がアップする。
- 【壁打ちでできる】
- ラリーよりも、壁を使った球出し練習がおすすめ。壁を使って打ちやすいボールを自分に送り、1球だけ打つ練習方法。ボールへの入り方・ラケットを振り出すタイミング・打ったときの感触などを確かめられる。
- 【コートも壁打ちもない】
- フットワーク込みの素振りがおすすめ。フットワークを自動化しておくと、コートで練習するときに、ボールをラケットでとらえるタイミングに集中できる。左右に動くグランドストローク、ボレーのフットワーク、ジャンピングスマッシュなどで効果を発揮する。
各練習のやり方やメリット・デメリットは、下の記事で解説しています。
練習器具を使うなら:コート外で上手くなる
そんなときは、
を使えば、コート外でもいろいろな練習が可能です。
長く使える、おすすめの練習器具は下記の3つです。
- 【テニストレーナー】
- ボールと重りをゴム紐でつないだ練習器具。ボールを打つとゴム紐の力で戻ってくるので、1人で基礎練習やラリー練習をすることができる。スペースがあれば、遠くへ行かなくてもボールが打てる。
- 【インドア・バッティングネット】
- 家にいても、ネットに向かってボールを打てる。音が気になる場合は、スポンジボールの併用がおすすめ。小型で簡単に分解して収納できるバッティングネットや、大型の電動球出し機付きもある。
- 【サーブ練習機サーブガイド】
- ラケットのフレームにネットをつけるだけの簡単な練習器具。ボールを打たずにネットでキャッチできるため、ラケットを振り回す空間さえ確保できれば、いつでもサーブの練習ができる。サーブのリズムやトータルの動きを練習するのに役立つ。
球出し機:基本練習の反復を強力サポート
球出しをしてくれる練習パートナーをお探しなら、
を使う方法があります。
テニスの球出し機というと高額なイメージがあるかもしれません。
確かに高性能な球出し機は20万〜40万円くらいしますので、購入するのに勇気がいりますね…
それでも球出し機で練習したい方は、金額抑え目の高性能機や近くから手出しのようなボールを送ってくれる1万円前後のものを検討するといいでしょう。
- 1人でもテニスの練習ができる
- 同じ条件のボールを反復練習できる
- 工夫次第でいろいろな練習ができる
- 高性能だと値段が高い
- マシーンが大きく重く荷物になる
- 練習するのにボール数も必要
- バッテリーかアダプタでつなぐ必要がある
- フェルトの掃除などメンテナンスが必要
初心者向け練習メニュー:各ショットの導入方法がわかる
テニススクールのレッスンには、初心者の生徒さん向けの
というものがあります。
テニスをまったく知らない人でも取り組める、もっとも簡単なドリルです。
導入ドリルは、大きく分けると下記の3種類があります。
- 【グランドストローク】
- 打点の真上から落としたボールをワンバウンドしてから打つ。ボールを落とす前にテイクバックができているか確認し、打った後にフィニッシュの形を確認する。1人でもできる。
- 【ボレー】
- ラケットセットを終えたところから、足を踏み込みながらノーバウンドのボールをラケットでタッチする。アンダースローでボールを送ってもらう必要がある。
- 【オーバーヘッド】
- サーブとスマッシュがオーバーヘッドに該当。サーブの場合は、打点にラケットを出しておき、そこにトスアップしたボールを当てる。打点の位置を把握でき、トスアップの練習にもなる。
導入ドリルは、各ショットの動きを極限まで削ぎ落とした基礎の基礎。
1人もしくは初心者同士で行う場合、それぞれのチェックポイントを理解しておく必要はあります。
これをマスターすれば、少しずつ動きを付け足していくだけ。
どの動きを付け足したときにうまくいかないかがわかれば、自分がどこでつまづいているのかもわかります。
部活向け練習メニュー:手出しドリルをフル活用
部活でおすすめしたいのが
です。
手出し練習は短い時間でたくさんボールを打つことができ、誰でもボールを出すことができるメリットがあるからです。
勢いのない球を打つため、ボールを飛ばす能力が身につき、工夫次第でさまざまな練習が可能です。
グランドストロークの手出しには、以下のドリルがあります。
フォア⇄バック⬇︎
回り込み⬇︎
前後のフットワーク⬇︎
スイングボレー⬇︎
低めのボール⬇︎
ショートバウンド⬇︎
ボレーやスマッシュも、手出しで練習可能です。
詳しくは、こちらの記事でご確認ください。
盛り上がる練習メニュー:チームで緊張感を分かち合う
そんなときは、
する練習がおすすめです。
- 【1打交代でポイント練習】
- ストレート半面でロングラリーをするとき、ペアまたはチームを作り、1打で交代しながらポイントを競う。
- 【1ポイント交代の団体戦】
- 1ポイントをじっくり楽しみつつ、交代していくので、人数が多いときのゲーム練習にもってこい。
- 【雁行陣の前衛の動きを複数で練習】
- 雁行陣を覚えたての初級向けの練習。前衛の動きを複数人でやると、前後のポジションをとるタイミングがつかみやすい。たまにやると、楽しみながら前衛の動きを学べる。
1打交代でポイント練習⬇︎
1ポイント交代の団体戦⬇︎
⇅
雁行陣の前衛の動きを複数で練習⬇︎
⇅
効率的な練習方法:課題をクリアする練習メニューの作り方
ある程度、基本が身についた初中級以上のレベルになると、限られた時間でまんべんなく練習してもなかなか上達しません。
限られた時間でテニスを上達させるには、自分の課題を見つけたうえで、ピンポイントに練習する。
これを繰り返すのが効果的です。
自分の課題を練習する際、無理のないステップを踏むなら、下記のように実戦へ近づけていくのがおすすめです。
- ①球出し練習
- 球出しでは、課題のショットを反復練習する。ボールへの入り方・ボールとスイングのタイミング・コントロール精度を高める。
- ②ラリー練習
- ラリーでは、課題のショットとその前後の展開をつなげられるように練習する。ラリーをしながら、課題のショットを使う場面を作る。もしくは、課題のショットを使い、その後の展開をラリーで練習する。
- ③ポイント練習やゲーム練習
- ポイント練習やゲーム練習では、ポイントの中で課題を使う展開に持っていけるか、練習したとおりにポイントをとれるかを訓練する。
詳しくは、こちらの記事で例を交えて解説しています。
練習着:テニスの練習をするときの服装
最後は、テニスの練習ではなく、
についてです。
1人でテニスの練習をする場合、動きやすければ何でもいいと思います。
誰かと一緒にテニスをするなら、下記のテニスウェアを揃えておくと安心です。
- 上はポロシャツ・ゲームシャツ・プラクティスシャツのどれか
- 下はショーツ(女性はスコートも選択可)
練習着としてよく使われるのは、
です。
プラクティスシャツは、ブランドロゴが大きい場合が多く、おしゃれでかっこいいものが多いですね。(ただし、服装規程がある試合では使えません。)
練習着の下は、ショーツを購入しましょう。
左右にポケットがあるものを選んでください。
テニスの練習中、テニスボールをポケットに携帯することが多いからです。
少し肌寒くなってくると、羽織るものが必要です。
重ね着で温度調節がしやすいように
を揃えておくといいでしょう。
下記の2つですね。
- ウォームアップジャケット
- ウォームアップパンツ
ウォームアップには、裏地付きとそうでないものの2種類があります。
テニスウェアの上に春秋用として着るなら、
を選択しましょう。
ダウンジャケットやベンチコートなどを重ね着すれば、冬でも使えます。
冬限定で暖かいものをお探しなら、
を選択しましょう。