【テニスラケット】購入するときに知っておきたい知識【総まとめ】

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テニスラケットを購入したいと思っているけど、まったく知識がない…

という初心者の方から、

そろそろ新しいラケットに替えたいけど、どんなふうに選んだらいいかわからない…

といった経験者の方まで対応したテニスラケットのまとめページです。

テニスラケットの基本知識や選び方などを解説しました。

このページを読むことで、テニスラケットを購入する際に必要な知識を一通り把握できます。
【本記事の内容】
  1. 初心者のラケット購入:上達を妨げないものを選ぶ
  2. 経験者のラケット選び:失敗しない3つのステップ
  3. グリップサイズの選び方:合わないとずっと気になる人も
  4. ラケットおすすめ3選:レベルを問わず使い倒せる
  5. グリップテープ:これだけは知っておこう
  6. 元グリップ:交換が必要なとき
書いている人
リョウジ

テニススクールの運営に10年携わる。(テニスコーチ・ストリンガー・フロント・事務など幅広く経験。)

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初心者のラケット購入:上達を妨げないものを選ぶ

低価格で初心者向けのラケットをエントリーモデルと言いますが、もし長く使う前提ならおすすめしません。

エントリーモデルは、フレームの素材や重さに問題がある場合が多いからです。

じゃあ、どんなラケットを選べばいいの?

あなたのテニスの上達を妨げないものを選びましょう。

上達を妨げないラケットとは、下記の条件を満たしたラケットです。

  • ボールが楽に飛ぶ
  • 身体を使って打ちやすい
  • 力まないでラケットを支えられる

これだとわかりづらいので、具体的な数字を交えて書くと以下のようになります。

  • ラケット面が100インチくらいでフレーム厚は26mmくらい
  • 男性は300gくらいで女性は280gくらい
  • ②を基準に楽に支えられるグリップサイズ

どのテニスメーカーでもいいので、上記を満たしたラケットを試打してみましょう。

打ったときのフィーリングがよく、デザインが気に入ったものを選べばOKです。

すぐに購入したい場合は、日本メーカーで馴染み深いヨネックスのラケットをおすすめします。

男性の方はこちらのEZONE100。

女性の方はこちらのEZONE100L。

上記事の後半では、初心者におすすめの購入方法について解説しています。参考にしてみてください。
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経験者のラケット選び:失敗しない3つのステップ

新作にこだわらず、下記の3ステップを踏んでラケットを選べば、割と失敗せずに購入することができます。

  1. 使っているラケットのスペックを把握する
  2. 新しいラケットに何を期待しているか考える
  3. 実際に試打してみる

今使っているラケットのスペックと不満点は、次のラケットを決める大事な要素です。

これを無視して、話題のラケットなどを購入してしまうと、合わずに前のラケットに戻ってしまうなんてことも…

少なくとも、使っているラケットの下記3つは把握しておきましょう。

  • ラケットフェイスの面積
  • フレームの厚さ
  • ラケットの重さ

新しいラケットには、何を期待していますか?

  • 速いボールを返せるようになりたい
  • もっと楽にテニスをしたい
  • ボールのコントロールを高めたい

例えば上記のどれかだった場合、ラケットのスペックを変えることで改善することができます。

ただ、あなた好みのスペックを選んでも、最終的に試打は必要です。

できれば練習中ではなく、ゲームや試合で試打できればベストです。

「いいボールが打てる=ベストな選択肢」とはかぎりません。

上記事の後半では、人気のメーカー「ヨネックス」を例にラケットを紹介しています。
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グリップサイズの選び方:合わないとずっと気になる人も

グリップサイズは後から変えるのが難しいです。

なので、ラケットを購入するとき、グリップサイズは慎重に選ぶ必要があります。

グリップサイズは、グリップの外周の長さで分けられています。

  • 【G1】4+1/8インチ
  • 【G2】4+2/8インチ
  • 【G3】4+3/8インチ
  • 【G4】4+4/8インチ

グリップサイズの目安は、G2を基準にして

  • 手の小さいジュニアや女性はG1
  • 手の大きい男性はG3やG4

も一緒に検討してみるのが一般的です。

グリップを握る指先と親指の付け根の間に、人差し指ー本が入るくらいの太さを選びます。

ラケットを購入するときにおすすめしたいのが、試打ラケットでグリップサイズが合うか確認する方法です。

試打ラケットのグリップサイズは基準となるG2の場合がほとんど。

まずはG2で打ってみて、グリップの太さに問題がないか確認してみてください。

注意してほしいのは、試打ラケットにグリップテープが巻いてあるかです。

試打ラケットが素のままであれば、グリップテープを1枚巻いたとき太くなることを知っておいてください。

上記事の後半では、グリップの太さで何が変わるのか解説しています。グリップサイズで迷っている方は、グリップの太さを決める判断材料としてご利用ください。
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ラケットおすすめ3選:レベルを問わず使い倒せる

試打している余裕なんかない…すぐ買わなきゃいけない。

そんな方に、せめて多くの人におすすめできるラケットを3本紹介します。

初心者・中級レベル・上級レベルでもおすすめできるので、壊れないかぎりは長く使えます。

【YONEX】EZONE(イーゾーン)

高い反発力と柔らかい打球感を求めているならEZONE(イーゾーン)。

男性(中学生以上)におすすめなのが「EZONE 100」です。

女性(中学生以上)におすすめなのが「EZONE 100L」です。

【Babolat】PURE AERO(ピュアアエロ)

そこそこのパワーがありながら、スピンがよくかかるのでコートに収まりやすいのがPURE AERO(ピュアアエロ)。

男性(中学生以上)におすすめなのが「PURE AERO(ピュアアエロ)」です。

女性の(中学生以上)におすすめなのが「PURE AERO TEAM(ピュアアエロ チーム)」です。

【HEAD】RADICAL(ラジカル)

パワー・コントロール・スピンのバランスがとれたラケットならRADICAL(ラジカル)。

男性(中学生以上)におすすめなのが「RADICAL MP(ラジカル ミッドプラス)」です。

女性(中学生以上)におすすめなのが「RADICAL S(ラジカル エス)」です。

上記事の後半では、型落ち品を安く買える中古ラケットについて解説しています。中古ラケットを考えている方は参考に。
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グリップテープ:これだけは知っておこう

ラケットのグリップ部分の上に巻く薄めのテープのことを、

グリップテープ

といいます。(オーバーグリップと呼んだりもします。)

グリップテープを巻く理由は、

手の中でグリップが滑らないようにするため

です。

グリップテープを巻くメリットは以下のとおり。

  • 安価で簡単に交換できる
  • 種類が豊富
  • 自分好みの色を選べる

グリップテープの種類は大きく分けると、下記の2種類です。

  • ウェットタイプ
  • ドライタイプ

ウェットタイプはその名のとおりベタベタの濡れた感触で、手のひらがペタッとくっつく感じです。

ドライタイプはサラサラの乾いた感触です。

グリップテープの巻き方は、動画で確認するとわかりやすいです。

上記事の後半では、おすすめのグリップテープを紹介しています。
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元グリップ:交換が必要なとき

ラケットのグリップ部分に元々巻いてあるものを

元グリップ

もしくは

リプレイスメントグリップ

と呼んでいます。

上にグリップテープを巻いていれば、めったに元グリップを交換する機会はありません。

ですが、下記の場合、元グリップがボロボロになっていきます。

  1. 普段オーバーグリップなしで元グリップのまま使っていた
  2. 何年も放置していたラケットを久しぶりに使った

そうなると、元グリップを交換する必要があります。

評判のいいリプレイスメントグリップを試すのもいいと思いますが、可能なら

ラケットと同じメーカーのものから選ぶ

のがおすすめです。

リプレイスメントグリップを購入する場合、大きなテニスショップの店頭か、なければ取り寄せする方法もあるけれど、手っ取り早いのはネットですね。

HEAD(ヘッド) HydroSorb Pro ブラック 285303
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【厚さ1.75mm】新グラフィン・ツアーラケットに採用
リプレイスメントグリップを購入したのはいいけど、どうやって交換するの?

普段、グリップテープを巻いていれば、自分で元グリップを交換できます。

ただ、元グリップの先っぽにステープル(太めなホッチキスのようなもの)がついているので抜く必要があります。

もし、レザーグリップでなければ、ステープルを再利用しなくて大丈夫です。

リプレイスメントグリップに付いている両面テープできつめに巻きましょう。

グリップテープと違って、それほど重ねずに巻いていきます。

巻き終わりは、グリップテープと同じようにハサミで斜めに切って付属のシールで止めます。

上記事の後半では、元グリップでよくある3つの疑問を解説しています。
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