テニスのハイブリッドで張るメリットとデメリットをわかりやすく解説

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テニスのトッププロの7割は、ハイブリッドでストリングを張っているらしい。なぜ、トッププロは「ハイブリッド」で張っているのかな?
そんな疑問にお答えします。
【本記事の内容】
  1. テニスのハイブリッドで張るメリットとデメリットをわかりやすく解説
  2. テニスのハイブリッド|失敗したくない方におすすめのパッケージ3選
書いている人
リョウジ

・テニススクールの運営に10年携わる。
(テニスコーチ・ストリンガー・フロント・事務など幅広く経験。)

・草トーナメントは80大会以上出ている年もあるくらい好き。
(オープンでの優勝回数は13回。ほとんどシングルス。)

・「サーブ・フォアハンド・バックハンド」はかなり伸び悩んだ。
(通ったスクール数は多く、テニスで悩んでいる方の気持ちもわかります。)

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テニスのハイブリッドで張るメリットとデメリットをわかりやすく解説

テニスのハイブリッドで張るメリットとデメリットをわかりやすく解説

テニスのハイブリッドとは、ラケットの縦糸と横糸を異なるストリングで張ることをいいます。

異なるストリングの特性を組み合わせることで、単一のストリングでは実現できない性能を得ることができます。

本記事前半では、下記の3つを解説します。

  1. 多くのプロがハイブリッドを採用している理由
  2. ハイブリッドのメリット
  3. ハイブリッドのデメリット

多くのプロがハイブリッドを採用している理由

男子女子ともに、ハイブリッドを採用しているプロは多いです。

ですが、男子と女子ではハイブリッドで張るするようになった理由が違かったそうです。

以前、ゴーセンさんの講習で聞いた話をまとめておきます。

【男子プロ】
ポリエステル単一で張っていたが、さらにパワーを求めて、クロス(横糸)にナチュラルガットを組み合わせるようになった。
【女子プロ】
ナチュラルガット単一で張っていたが、飛びを抑えるためにクロス(横糸)にポリエステルを組み合わせるようになった。

今は男子女子にかかわらず、ナチュラルガットの打感を好むプロは、

メイン(縦糸)にナチュラルガット、クロス(横糸)にポリエステル

を組み合わせます。

逆に、ポリエステルの打感を好むプロは、

メイン(縦糸)にポリエステル、クロス(横糸)にナチュラルガット

を組み合わせます。

つまり、ハイブリッドはメイン(縦糸)のストリングの打感が強く出るということです。

ハイブリッドにする際、どちらの素材をメイン(縦糸)にするか迷ったら、参考にしてみてください。

ハイブリッドのメリット

ハイブリッドで張るメリットは、以下のとおりです。

\ハイブリッドのメリット/
【組み合わせは無限大】
縦横にさまざまなストリングを組み合わせることで、より自分好みのセッティングが見つかるかも。
【ちょうどいい飛びを実現できる】
2つのストリングの中間の飛びを実現できる。ナチュラルガットとポリエステルの組み合わせなら、ナチュラルガットより飛びを抑え、ポリエステルよりパワーを出せる。
【身体の負担を軽減】
ポリエステル単一で張るより、ナチュラルガットやナイロンストリングを組み合わせるほうが身体の負担(特に手首や肘)を減らすことができる。
【耐久性を向上させられる】
切れやすいメイン(縦糸)にポリエステルを組み合わせることで、耐久性を高めることができる。ナイロン単一だとすぐに切れてしまうジュニアにおすすめのセッティング。
【コストを抑えられる】
ナチュラル単一で張るより、ポリエステルを組み合わせることでコストを抑えられる。
【ノッチができにくい】
2種類の素材を組み合わせることで、接触部分にノッチ(溝)ができにくくなる。

ここで紹介したハイブリッドのメリットは、すべての人に当てはまるわけではありません。

ですが、どれかに該当していれば、ハイブリッドの恩恵を受けられる可能性があります。

ハイブリッドのデメリット

いいことだらけに見えるハイブリッドですが、デメリットもあります。

\ハイブリッドのデメリット/
【組み合わせが難しい】
ストリングの組み合わせによっては、互いに相性が悪く、性能を発揮できない。最初は、実績のある組み合わせを選ぶほうが無難。
【テンションを決めるのが難しい】
素材によって適正テンションが違うため、テンションを決めるのが難しい。ポリエステルの適正テンションに合わせてしまうと、ナチュラルガットが生きない。
【テンション維持性能が低い】
ポリエステルのテンション維持性能が低いため、ナチュラルガット単一のように長くは使えない。

ナチュラルガット単一やポリエステル単一で張るのに比べると、ハイブリッドは失敗しやすく難しいです…

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テニスのハイブリッド|失敗したくない方におすすめのパッケージ3選

テニスのハイブリッド|失敗したくない方におすすめのパッケージ3選

ハイブリッドは、現在単張りで下記のどれかに該当する方なら試す価値があります。

\ハイブリッドが合う人/
  • ナチュラルガットを使っているが、もう少し飛びを抑えてコントロールできるようにしたい。
  • ポリエステルを使っているが、もう少しパワーがほしい。
  • ナイロンを使っているが、すぐに切れてしまう。でも、ポリエステル単張りはしんどい。

逆に、下記のどれかに該当している方は避けたほうがいいでしょう。

\ハイブリッドが合わない人/
  • 現在使っているストリングに不満はない。
  • テンション維持性能を重視していて、頻繁に張り替えたくない。
  • 単張りでの打感を好んでいて、その打感を崩したくはない。

いきなり、自分でハイブリッドの組み合わせを試すのは危険です。

わたしも、お気に入りのポリエステルにナチュラルガットやナイロンストリングを組み合わせて試しましたが、どれも望むような結果にはなりませんでした。

ハイブリッドを試したい方におすすめしたいのは、すでに2種類がパッケージになっているストリングです。

パッケージで購入するメリットは、すでに検証された組み合わせのため、失敗する確率が低いことです。

デメリットとしては、ハイブリッドのパッケージ商品が少なく、ストリング(特にポリエステル)があなたに合わない可能性があることです。

本記事後半では、はじめてのハイブリッドにおすすめなパッケージ商品を紹介します。

RPM Blast 125 + Touch VS 130

バボラの大人気ポリエステル「RPM Blast」と高性能ナチュラルガット「Touch VS」を組み合わせたハイブリッド。

「RPM Blast」は、八角形の構造でスピン性能に優れ、やわらかい打感が特徴です。

「Touch VS」は、抜群の打感と伸縮性を誇るナチュラルガットです。

「Touch VS」単張りの値段(定価は1万円以上!)と比べると、このパッケージはかなりお買い得。

色は、どちらも黒。

打感・スピン性能・反発性能のバランスがよく、コストパフォーマンスの高いパッケージです。

初めてのハイブリッドにもってこいのパッケージ!

「RPM Blast 125 + Touch VS 130」は、こんな人におすすめです。

  • 高性能ナチュラルガットを使ったハイブリッドをお手頃の値段で試したい。(ナチュラルの打感を重視するなら縦にナチュラル。)
  • 普段「RPM Blast」を単張りで使っていて、もう少しパワーを加えたい場合。(縦にポリエステル。)
テンションは、ポリエステルではなくナチュラルガットに合わせます。ナチュラルガットは、ナイロンのテンション+2ポンドくらいが適正です。ポリエステルはナチュラルガットより2ポンドくらい落とすといいでしょう。

CHAMPION’S CHOICE DUO

長い間、王者として君臨し続けたロジャー・フェデラーさんが選ぶハイブリッドの組み合わせです。

多くのプロが愛用しているウィルソンの「NATURAL GUT」とポリエステルを世界に広めたルキシロンの「ALU POWER ROUGH」を組み合わせたハイブリッド。

「NATURAL GUT」は、高いホールド性能と心地よい打球音を実現します。

「ALU POWER ROUGH」は、パワー抜群のALU POWER に凹凸をつけることで、スピン性能とソフトフィーリングを向上したモデルです。

色は、シルバーとナチュラルの組み合わせ。

パッケージの値段は高めですが、1度は憧れのフェデラーさんのセッティングをしたいと思うはず。

プロが選んだセッティングをわたしたちが手軽に試せるパッケージです!

「CHAMPION’S CHOICE DUO」は、こんな人におすすめです。

  • プロが使っている最高の打感と性能を体感してみたい。
  • フェデラーさんと同じストリングを使ってみたい。
フェデラーさんは、メイン(縦糸)に「NATURAL GUT」、クロス(横糸)に「ALU POWER ROUGH」を張っていました。「ALU POWER ROUGH」は、「NATURAL GUT」より2ポンドくらい落として張るといいでしょう。

G-XX3 17

ゴーセン GOSEN テニスガット・ストリング G-XX3 17 TSGX31
ゴーセン(GOSEN)
¥3,080(2024/05/25 20:08時点)
タテ糸:TSGT31 G-TOUR3 17[HPPポリエステルモノフィラメント、シリコンオイルコーティング]

ゴーセンの本格的ポリエステル「G-TOUR3」とコントロール性能の高いナイロンストリング「AK PRO CX」を組み合わせたハイブリッド。

「G-TOUR3」は、やわらかめで打感重視のポリエステルストリング。

「AK PRO CX」は、ほどよいやわらかさの「AK PRO」の耐久性を上げたストリング。

色は、どちらも黒。

「G-TOUR3」に細ゲージの「AK PRO CX」を組み合わせることで、ボールが喰いつき反発力を上げる仕様になっています。

飛びとやわらかさのバランスがいい「AK PRO CX」をクロス(横糸)に加えてハイブリッドにしたパッケージです!

「G-XX3 17」は、こんな人におすすめです。

  • ポリエステル単一だと、身体がしんどい。
  • ナイロン単一だと、すぐにストリングが切れてしまう。
メイン(縦糸)にポリエステル、クロス(横糸)にナイロンを組み合わせたハイブリッド。同僚のコーチも、選手コースにいたジュニアも、メインにポリエステル、クロスにAKプロを組み合わせて張ることが多かったです。
以上、テニスのハイブリッドについてでした。

ストリングをハイブリッドにする必要性を感じたとき、本記事が参考になれば幸いです。

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