- テニスで筋肉痛になりやすいところ|なぜそこが筋肉痛になるのか?
- テニスの筋肉痛を和らげる方法3選|少しでも早く回復したいあなたへ
テニスで筋肉痛になりやすいところ|なぜそこが筋肉痛になるのか?
テニスでは、
を使うからです。
普段からテニスをしている人であれば、
ときになりますね。
例えば、普段はやらないボールをハードヒットする練習を突然やったときや、長い時間テニスしたとき(ゲームや試合をした日)に筋肉痛はよく起こります。
筋肉痛になるところはその人の筋肉の強さや打ち方によって違いますが、
を本記事前半で紹介します。
下半身の裏側
テニスをすると、
が筋肉痛になることが多いです。
下半身の裏側は、主に下記の3つです。
- お尻
- ももの裏側
- ふくらはぎ
テニスは、ボールを追いかけてコートを駆け回るスポーツ。
ゲームをすれば、下半身の筋肉をまんべんなく使うことになります。
その中でも、日常生活で多く使わない、下半身の裏側が筋肉痛になりやすいです。
利き腕
テニスはボールを打つたびにラケットを振り回すスポーツなので、
も筋肉痛になりやすいです。
ラケットの振り方や使用頻度の高かったショットにもよりますが、下記の2つが筋肉痛になることが多いですね。
- 前腕
- 肩
前腕の筋肉は、どのショットでもボールをラケットで受け止めるときに使います。
ボールの受け止め方次第で負担は大きくなるし、うまく受け止めていたとしても打数が多ければ前腕が筋肉痛になります。
肩の筋肉は、サーブやスマッシュのオーバーヘッド系や片手バックハンドストロークのときによく使います。
腰
テニスでは、
が筋肉痛になることも多いです。
「下半身の裏側」や「利き腕」とは違う
が腰に来たりします。
テニスは利き腕側を酷使するので、長時間やると身体のバランスが大きく崩れます。
使用頻度の多いサーブやフォアハンドストロークを打つときに、後ろの肩を落としてわき腹の伸び縮みを繰り返します。
テニスの筋肉痛を和らげる方法3選|少しでも早く回復したいあなたへ
わたし自身、草トーナメントで1日試合をすると次の日からはしばらく筋肉痛で困っていました。
そんなふうに思い、いろいろ試した結果、下記の3つを気をつけるようになりました。
- スタティック・ストレッチ
- アミノ酸を飲む
- 十分な睡眠と休息
どれも、何もやらないより早く筋肉痛から復帰できるので、取り入れてみてください!
スタティック・ストレッチ
運動後のクールダウンとして有効なのは
というのは聞いたことがあるのではないでしょうか?
スタティック・ストレッチは、反動をつけずゆっくりと筋肉を伸ばすストレッチのことです。
スタティック・ストレッチの利点は下記のとおり。
- ストレッチのような軽い運動をすると、乳酸などの疲労物質を取り除く時間が短くなる。
- テニスでアンバランスになった身体の柔軟性と関節の可動域を取り戻すことができる。
- テニスで興奮していた精神状態をリラックスさせる効果もある。
テニスをした後、軽いジョギングやウォーキングでクールダウンしてからスタティック・ストレッチを行うと効果的です。
テニス後のタイミングを逃した場合は、お風呂に入ってからストレッチをするといいでしょう。
わたしも時間がないときは、そうしていました。
ストレッチは、筋肉痛になりやすい部位を中心に行うといいでしょう。
特別な方法は必要なく、テニススクールのクールダウンで行うストレッチで問題ありません。
という方は、下記の動画を参考にしてみてください。
テニスのためのストレッチなので、筋肉痛になりやすいところをしっかり伸ばすことができますね。
より自分に合ったストレッチ方法を探したい方は、下記の本を1冊持っておくと便利です。
同じ筋肉でもいくつか伸ばし方があるので、あなたにとって気持ちよく伸ばす方法が見つけられます。
また、ストレッチでは伸ばしにくい筋肉に関しては、
がおすすめです。
特に下半身(ももの外側や内側など)では重宝します。
下記の本でも、ジョコビッチ選手がマッサージを受けれないときにおすすめしています。
ありがたいことに、本を購入しなくてもジョコビッチ選手が紹介しているフォームローラーのメニューが上記の動画でわかります。
運動後のストレッチやフォームローラーといったクールダウンがいいというのはわかっていても、面倒くさくてやらない人は多いです。
わたしもそうでした。
ただ、ケガを重ねていくうちに、一見地味で面倒くさい身体のメンテナンスがテニスを続けるために絶対に必要ということを痛感しました。
アミノ酸を飲む
テニスの合間や後に飲むと疲労が軽減するのが
です。
わたしがよく使っていたのは、下記の2つ。
有名なアミノバイタルのタブレットタイプ。
そのときの疲労具合で、タブレット数を調整できるのがよかったです。
個人的にはおいしいと思っていますが、好みで分かれそうです。
試合中、お腹が空いたときもボリボリ食べてしのいでいました。(間違った使い方ですね…)
こちらは、本格的なアミノ酸サプリの「MUSASHI(ムサシ) NI(ニー)」です。
正直、高価でまずい…
でも、プロのスポーツ選手が愛用しているだけあって、確かなリカバリーを期待できます。
スティック45本入りや90本入りもありますが、とりあえず8本入りで続けられるか試すのがいいでしょう。
十分な睡眠と休息
ストレッチやアミノ酸をとっても、これが足りなければ疲労は抜けません。
十分な睡眠と休息です。
これが足りないと、筋肉痛がとれないばかりか、テニスのパフォーマンスも落ちまくりです。
特に、ケガ持ちの人は睡眠と休息に気をつけるべきだと思います。
錦織選手も、オフの日は長くて12時間、毎日最低でも9時間は睡眠をとっているそうです。
休むこともテニスのトレーニング。
そう思って、テニスをやりたい気持ちを抑えて身体を労わりましょう。
筋肉痛のままテニスを続ければ、筋肉だけではなく関節にも負担はかかります。
筋肉痛をかばってしまい、他の部位をケガしてしまうこともあるでしょう。
身体から送られるサインを見逃さないようにして、無理のない範囲でテニスを楽しみましょう!