- 【失敗しない】テニスラケットおすすめ3選【初心者→中級→上級まで使い倒せる】
- 【型落ち品を安く買う】中古テニスラケットで気をつけたい3つのこと
【失敗しない】テニスラケットおすすめ3選【初心者→中級→上級まで使い倒せる】
正直、あなたに合ったラケットは、やはり試打をしてみないとわからないです。
好みも人それぞれ違うので…
そんな方に、せめて多くの人におすすめできるラケットを3本紹介します。
初心者・中級レベル・上級レベルでもおすすめできるので、壊れないかぎりは長く使えます。
購入してから後悔しないように、ラケットのメリットだけではなくデメリットも書いておきます。
【YONEX】EZONE(イーゾーン)
日本が誇る世界のテニスメーカーといえば、YONEX(ヨネックス)です。
世界のトッププロもけっこう使用していますね。
YONEXのテニスラケットでおすすめなのが、「EZONE(イーゾーン)」です。
大坂なおみ選手、ニック・キリオス選手、国枝慎吾選手も愛用している人気のラケットです。
「EZONE」シリーズは、高い反発力と柔らかい打球感が売り。
フレームはYONEX独自のアイソメトリック形状をとっているから、スウィートエリアも広いです。
ボールが気持ちよく飛んでくれるから、テニスの上達で足を引っ張ることはありません。
本記事で紹介するテニスラケットの中では、もっともパワフル。
欠点があるとしたら、コントロール性能ですね。
ボールの深さなど繊細なコントロールを求めているプレーヤーには向きません。
【男性におすすめ】EZONE 100
男性(中学生以上)におすすめなのが「EZONE 100」です。
「EZONE 100」は、下記の選手も使用しています。
- カスパー・ルード
- →2022年全仏と全米のシングルスで準優勝
- べリンダ・ベンチッチ
- →2021年東京オリンピック【シングルス】金メダル【ダブルス】銀メダル
- 望月 慎太郎
- →2019年ウィンブルドンジュニアで優勝
【女性におすすめ】EZONE 100L
女性(中学生以上)におすすめなのが「EZONE 100L」です。
「EZONE 100」より15g軽いので、女性の方でも操作しやすい重さに仕上がっています。
【Babolat】PURE AERO(ピュアアエロ)
フランスのBabolat(バボラ)社は、最も長い歴史を誇るラケットスポーツメーカー。
元々ストリングを販売していたBabolatが開発したラケットは、トッププレーヤーに愛されグランドスラムのチャンピオンを次々と生み出しました。
周りを見れば、多くのBabolatユーザーがいることに気づくはず。
Babolatのテニスラケットでおすすめなのが、「PURE AERO(ピュアアエロ)」です。
「PURE AERO」シリーズは、ラファエル・ナダル選手やカルロス・アルカラス選手(2022年全米オープンシングルス優勝)が使用する競技者向けラケット。
でも、初心者や初級クラスの女性の方でも、複数のラケットを試打した結果、このラケットを購入していたりします。
空気抵抗を抑えた独特のフレームがラケットヘッドを走らせてスピンがよくかかります。
ラケットにそこそこのパワーがありながら、スピンがよくかかるのでコートに収まりやすいのが特徴です。
本記事で紹介しているラケットの中では、もっともボールに回転がかかります。
ただ、ある程度ラケットを振り抜けないと、振ってコートに収める「PURE AERO」の恩恵は受けられません。
振り抜きに自信がない方は、パワー重視のラケット(同じBabolatのPURE DRIVEやYONEXのEZONEなど)のほうがいいかもしれません。
また、独特のスロートの形が受け入れられない人もいるはず。
【男性におすすめ】PURE AERO
男性(中学生以上)におすすめなのが「PURE AERO(ピュアアエロ)」です。
草トーでいろいろなラケットにさまよっている人を見ていると、大体このラケットに落ち着く感じがしますね。
それだけ試合で安心して使え、結果を出しやすいラケットだということです。
【女性におすすめ】PURE AERO TEAM
女性(中学生以上)におすすめなのが「PURE AERO TEAM(ピュアアエロ チーム)」です。
女性の方がこのラケットを使うと、トップスピンがよくかかり安定したボールを打ち続けます。
ラリーを長く続けたい方におすすめしたいですね。
【HEAD】RADICAL(ラジカル)
オーストリアのHEAD(ヘッド)社は、元々スキー板メーカーでした。(今もですが。)
既存の人気ラケットをバージョンアップさせるだけではなく、テニス界をリードするトッププレーヤーとともに新しいタイプのラケットを次から次へと生み出してきました。
ノバク・ジョコビッチ選手を筆頭に、どのシリーズにもトッププレーヤーの使用者がいて、選び甲斐があるラインナップになっています。
HEADのテニスラケットでおすすめなのが、「RADICAL(ラジカル)」です。
「RADICAL」シリーズは、アンディ・マレー選手や身長170cmで高い戦績を残しているディエゴ・シュワルツマン選手が使用しています。
HEADのラケットで基準となる位置づけになっており、パワー・コントロール・スピンのバランスがとれたラケットです。
思ったとおりの高さに回転をかけつつ打てるし、ボレーを打ったときのラケット面が安定していて打ちやすい。
本記事で紹介しているラケットの中では、もっともボールをコントロールしやすいです。
欠点としては、クセがない分、ちょっと物足りない感はあるかも。(特にパワー的に。)
【男性におすすめ】RADICAL MP
男性(中学生以上)におすすめなのが「RADICAL MP(ラジカル ミッドプラス)」です。
パワー・コントロール・スピンのバランスがとれたオールラウンドなラケットを使いたい人に。
【女性におすすめ】RADICAL S
女性(中学生以上)におすすめなのが「RADICAL S(ラジカル エス)」です。
「RADICAL MP」と比べると、軽いため操作性がよく、フェイス面積が102inch²と大きい分スウィートスポットが広く、フレーム厚もけっこうありますので快適です。
何世代か前のモデルですが、わたしもレッスンするときに「RADICAL S」を長く使っていました。
【型落ち品を安く買う】中古テニスラケットで気をつけたい3つのこと
最新じゃなくてもいい、とにかく安く買いたいとなると、
という方法があります。
でも、初心者の方にはおすすめしません。
初心者の方におすすめのラケット購入方法は、下記の記事の後半を参考にしてみてください。
中古ラケットに抵抗がある方もいるかもしれません。(わたしも昔そうでした。)
でも、よく考えてみてください。
使っていれば、そのうちフレームに傷はつきます。
グリップ部分は、グリップテープを上から巻けば案外気になりません。
最悪、元グリップを巻き直すこともできます。
フレームにヒビでも入っていなければ、問題なく使えます。
と思ったら、この先を読み進めてみてください。
わたし自身、中古ラケットにはかなりお世話になっているので、どんなことに気をつけたらいいかをお伝えできます。
もちろん新品に近い状態のほうがいいけれど、その分値段は上がってしまいます。
中古ラケットの購入で後悔しないために、下記の3つに気をつけてみてください。
- 何年前のラケットか把握する
- グリップサイズを間違えない
- カスタマイズや傷が許容範囲内か
何年前のラケットか把握する
中古は10年以上前に発売したラケットもあったりします。
購入する前に、何年前に発売させたモデルかネット検索などで把握しておきましょう。
正直、3世代前くらいの人気モデルなら特にストレスなく使えます。(2年に1回ニューモデルを出していたら、3世代前は6年前くらいのモデルですね。)
10年以上前の古すぎるモデルだと、さすがに最近のラケットのように気持ちよくボールを打てない可能性があります。
ネットで中古を購入する際は、いつ発売されたラケットなのか調べておきましよう。
グリップサイズを間違えない
普段使っているラケットとグリップサイズが違うと、中古とはいえけっこう気になったりします。
わたしは実際買ってみて、ものすごく気になりました。
特に、中古ラケットには需要があるグリップサイズ②以外のものが多いです。
ラケットの状態はともかく、グリップの太さは妥協しないようにしましょう。
カスタマイズや傷が許容範囲内か
ネットで中古ラケットを探していると、カスタマイズされたものを見かけたりします。
元グリップが違うもの(例えばレザー)だったり…
気に入らなければ、他のリプレイスメントグリップを購入して巻き直せばいいわけですが、その分お金はかかるし、面倒くさかったりします。
また、グロメットが割れている中古ラケットも見かけますが気をつけたほうがいいです。
古いラケットだと、そのフレームに合ったグロメットがもう手に入らない可能性が高いです。
テニスラケットを購入するとき、参考になれば幸いです。