- 【テニスが初めて】そんなときに準備しておきたい3つのこと
- テニスで初めての試合をするときに知っておきたいこと
【テニスが初めて】そんなときに準備しておきたい3つのこと
初めてのテニスが、
なら、道具の無料レンタルがある場合が多く、運動できる格好をして飲みものとタオルを用意すればだいたいOKです。
テニスのことがまったくわからなくても、レッスンで教えてもらえるでしょう。
もし、友達や同僚と初めてテニスをすることになったら、そうはいきません。
テニスコートに立って初めてボールを打つにしても、予備知識を仕込んでおきたいところです。
初めてテニスをする不安感が、少しはやわらぐはずです。
初めてのテニスで準備しておきたいのは以下の3つです。
- テニスがどんなスポーツか理解しておこう
- テニスに必要な用具を確認しておこう
- テニスでどんな練習をするのか知っておこう
テニスがどんなスポーツか理解しておこう
プロの試合をテレビで観戦したり、スマホアプリやテレビゲームでテニスをしたことがあれば、テニスがどんなスポーツかイメージしやすいかと思います。
そうではない方のために、テニスがどんなスポーツか簡単に説明します。
これだけは知っておきたいテニスのルール
- 1対1で戦うシングルスと2対2で戦うダブルスがある
- 最初は必ずサーブから始まる
- 相手のサーブは必ずワンバウンドしてから相手コートに返球
- その後はワンバウンドかノーバウンドで相手コートに返球
テニスには、1対1で戦うシングルスと2対2で戦うダブルスがあります。
世界的に見るとシングルスが主流ですが、日本でテニススクールや大人数でテニスをする場合はほとんどダブルスです。
シングルスをやりたい場合は、シングルスのレッスン・練習会・大会などに参加する必要があります。
シングルスとダブルスの違いで知っておきたいのは、コートの違いです。
シングルスは、コートの両端にあるアレーを含みません。
つまり、アレーにボールがバウンドしたらアウトです。
それに対して、ダブルスはアレーを含みます。
アレーにボールがバウンドしたらインで、続けないといけません。
ダブルスは2人で戦うため、サーブ権の順番やリターンのポジショニングがシングルスより複雑になります。
次に、1ポイントの流れを見ておきましょう。
テニスは、必ずサーブから始まるスポーツです。
コートの後ろから、自分でボールを上げてノーバウンドのまま頭上で打つショットのことをサーブもしくはサービスといいます。
難しければ、頭上ではなくアンダースローのように下から打ってもOK。(アンダーサーブといいます。)
サーブは、対角線上にあるサービスコートにワンバウンドさせなければいけません。
下図は、デュースサイド(自分のコートの右半分)から打ったときに狙うサービスコートです。
1ポイントにつき2回までサーブを打てますが、2回とも失敗(フォルト)してしまうと失点になります。
ネットに当たってサービスコートに入った場合は、そのサーブをやり直しできます。
サーブを打った後、相手は
相手コートに返球します。
サーブを返球するショットのことを「リターン(もしくはレシーブ)」といいます。
サーブがコートにバウンドする前に打ってしまうと失点になります。
リターン後は、ワンバウンドかノーバウンドで相手コートに返球すればOKです。
サーブ以外は、そのまま続行しなければなりません。
ポイントのとり方
テニスで失点になるのは、主に下記の場合です。
- サーブが2回とも入らない
- 自分のコートでツーバウンドした
- 相手コートにボールを返球できなかった
つまり、相手に上記の状態を作らせればポイントがとれます。
相手コートにボールを返球できない場合というのは、相手の打ったボールを空振りしたり、打てたけどネットにかかった、もしくはコートの外にバウンド(アウト)した場合などです。
ここがテニスの難しいところです。
テニスのポイントの数え方は複雑です。
詳しく知りたい方は下記の記事を読んでみてください。
とりあえず、最初は4ポイント先取すると
と覚えておきましょう。
ただし、各ポイントの名称は特殊で、下記のようになります。
- 0ポイント→0(ラブ)
- 1ポイント→15(フィフティーン)
- 2ポイント→30(サーティー)
- 3ポイント→40(フォーティー)
- 4ポイント→game(ゲーム)
テニスに必要な用具を確認しておこう
主に下記の3つです。
- ラケット
- テニスシューズ
- ウェア
ラケットの値段はピンキリで、1回かぎりのテニスであれば、アルミ製の安価なラケットでもいいでしょう。
ただ、今後もテニスを定期的に続けるなら、しっかりとしたカーボン製のラケットを購入した方がいいです。
テニスシューズは、安価なエントリーモデルでも大丈夫です。(わたし自身、エントリーモデルを愛用しているので。)
ウェアは、テニスウェアでなくても運動できる格好であれば大丈夫です。
下記の記事も参考にしてみてください。
テニスでどんな練習をするのか知っておこう
テニスの1ポイントの流れは簡単に解説しましたが、初心者の方ばかりであればいきなりゲームは難しいでしょう。
その場合、練習時間を多めにとる可能性が高いです。
テニスの練習方法といえば、大きく分けて以下の3つがあります。
- 球出し練習
- ラリー練習
- サーブ練習
球出し練習
球出し練習は、近くから手で送ったボールを打ったり、遠くからラケットで出したボールを打ったりします。
大量のボールが必要になりますが、レベル差があってもみんなでできるメリットが球出し練習にはあります。
以下のショットを球出しで練習できます。
- グランドストローク
- ボレー
- スマッシュ
「グランドストローク」は、ワンバウンドしてから打つショット。
初心者の方なら、圧倒的にこの練習が多いですね。
ベースライン(コート後方のライン)で打つ場合が多いですが、初心者の方ならサービスライン(サービスコートの後ろのライン)から打つとゆっくり打ってもコートに入りやすいです。
グランドストロークには、フォアハンドストローク・両手バックハンドストローク・片手バックハンドストロークなどがあります。
各ショットの基本は、それぞれ下記の記事で確認できます。
「ボレー」は、ノーバウンドで打つショット。
ネットの近くに立ち、ラケットを壁のようにセットしてボールに当てます。
「スマッシュ」は、頭上に上がったボールをノーバウンドで打つショット。
「サーブ」に打ち方が似ています。
ラリー練習
手持ちのボールが少なければ、自動的にラリー練習になるでしょう。
ラリーは、お互いにボールを打ち合う実戦的な練習です。
お互いワンバウンドしてから打つグランドストロークのラリーになることが多いです。
スタートはサーブではなく、グランドストロークのように球出しします。
球出しはノーバウンドで出すことが多いですが、難しければ1度ボールを地面にバウンドさせてから打ってもかまいません。
サービスライン付近に立って短い距離でラリーすることもあれば、ベースラインの後ろに立って長い距離でラリーすることもあります。
その他、下記のようなラリーもあります。
- お互いボレー
- ボレー対グランドストローク
サーブ練習
1人でもできるのが、サーブ練習です。
サーブだけ練習するなら、ボールはたくさんあったほうがいいですね。
ボールが少なければ、レシーブをつけてサーブ・リターンの練習にすることもできます。
テニススクールでもそうですが、サーブ練習は他のショット練習と比べるとおろそかになりやすいです。
でも、いきなりゲームでサーブを打つと入れようと思って縮こまりやすい…
なので、伸び伸びと打てるようにサーブを練習する時間を設けたいですね。
テニスで初めての試合をするときに知っておきたいこと
初めての試合は、本当に緊張します。
カウントを忘れてしまったり、ポジションがわからなかったり、エンドチェンジ(コートチェンジのこと)を忘れたり…
恥をかきながら試合で学ぶのもいいですが、事前にできることもあります。
試合をするにはルールとマナーを知っておこう
試合をする前に、
を把握しておきましょう。
特に理解しておきたいのは、下記の4つです。
- サーブ権やコートの決め方
- カウントの仕方
- コート(エンド)チェンジと休憩のタイミング
- ボールの渡し方
ダブルスのリターンでは、ペアとサイドが変わらないことにも気をつけましょう。
下記の記事でテニスのルールとマナーをまとめているので、目を通してみてください。
仲間内でゲームをする場合【使用するボールに気を配ろう】
仲間内でゲームをする場合、
にも気をつけましょう。
テニススクールのレッスンで使っているノンプレッシャーボール(ゴムだけで弾む)でもいいのですが、ゲームをするなら
を使いたいところです。
プレッシャーボールのほうが打感がやわらかく、快適にボールが打てます。
テニスボールとしての寿命は短いですが、ぜひゲームにはプレッシャーボールを使ってみてください。
初めて草トーナメントに出る場合【要項をチェック】
テニスのルールやマナーを確認し、大会の要項をよく読んでおけばOKです。
草トーナメントに出るとき、特に気をつけたいの下記です。
- 時間に遅れない
- 試合方法
- 注意事項
- キャンセル方法
- 悪天候による中止
時間に遅れても、事前に連絡すれば参加できる緩い大会もありましたが、ほとんどが失格です。
交通トラブルが起こっても間に合うように、余裕を持って向かいましょう。
試合方法は、大会によって若干違います。
ウォーミングアップの方法やタイブレークの有無など確認しておくといいでしょう。
注意事項も目を通しておきましょう。
服装規定やコロナ対応など記載されています。
キャンセル料がいつから発生するのかもチェックしておきたいですね。
試合に出ようとしていても、突然予定が入ったり、ケガをしてしまうこともあります。
悪天候による時間変更や中止は、主催者側の都合やコートサーフィスによって違ってきます。
中止が決まるまでは、試合がある前提で動くことをおすすめします。
テニスにはいろいろな初めてがありますが、本記事であなたの不安を少しでも取り除けたら幸いです。