と思っている方から、
と思っている方まで対応したダブルスのまとめページです。
- ルール:ダブルス特有の決まりを知ろう
- 陣形とポジション:雁行陣と並行陣を理解する
- 戦術:ダブルスが強くなる厳選5選
- 動画:おすすめのダブルスチャンネル
- 乱数表:仲間でダブルスするときに重宝
ルール:ダブルス特有の決まりを知ろう
スコアの数え方など、基本的なテニスのルールは下の記事でまとめています。
ダブルスをするときは、さらに下記の3つを理解しておくといいでしょう。
- 各ポイントでの前衛と後衛のポジション
- サービス権の順番
- ノーアドバンテージ方式
各ポイントでの前衛と後衛のポジション
サーブ側の前衛と後衛のポジションは、1ポイント終わるごとにポジションを左右に動きます。
それに対して、レシーブ側のポジションはサイドが固定になり前後に動きます。
サービス権の順番
AとB、CとDがペアを組んでダブルスの試合をする場合、サーブ権は交互に移りながら4ゲームで1周します。
という感じに、4ゲーム終わるとまた同じ順番でサーブ権が回ってきます。
ノーアドバンテージ方式
ノーアドバンテージ方式の場合、「40 – 40」になると一本勝負になります。
一本勝負ではレシーブ側がサイドを選べますが、ミックスダブルスだけは男性同士もしくは女性同士でサーブ・レシーブをする決まりです。
詳しい解説は、下の記事で解説しています。
陣形とポジション:雁行陣と並行陣を理解する
ダブルスのポジションは、どの陣形(フォーメーション)で戦うかによって違ってきます。
下記の2つの陣形がよく使われます。
- 雁行陣
- 並行陣
雁行陣がんこうじん
テニススクールで、最初に教わるダブルスの陣形が雁行陣。
雁行陣とは、1人がネット付近に立ち、もう1人がベースライン付近に立つフォーメーションのことです。
ネット付近に立つプレーヤーを「前衛」、ベースライン付近に立つプレーヤーを「後衛」といいます。
雁行陣は攻撃と守備のバランスがとれていて、ダブルスの基本といえるフォーメーションです。
注目したいのは、前衛のポジショニングです。
前衛のポジショニングは、攻撃するときと守備を固めるときで違います。
味方の後衛がボールを打とうとしているとき、
守備を担当します。
センターラインとサービスラインが交差するところが、「T」字です。
相手の前衛がボールを打たないことを確認できたら、
移動しましょう。
味方の後衛がクロスへボールを打ったのなら、
くらいまで詰めて、攻撃に転じます。
相手の後衛の打ったボールを触れなければ、また「T」字付近まで下がって、守備を担当します。
並行陣へいこうじん
並行陣とは、2人のプレーヤーが横に並ぶように立つ陣形のことです。
2人ともネットプレーで戦う並行陣は、相手の時間を奪うことができ、広範囲にボールをコントロールできる攻撃的な陣形。
ただ、雁行陣以上にポジションが大事になってきます。
ネット際に立つ並行陣ですが、2人が完全に横に並んでいるわけではありません。
と
がいて、小さな雁行陣をとっています。
雁行陣と違って、並行陣の前衛は前後に動く機会は減り、攻撃できるポジションを維持することが多いです。
ダブルスのポジションと陣形については、下の記事で詳しく解説しています。
戦術:ダブルスが強くなる厳選5選
戦術はたくさんありますが、ここでは5つに厳選して紹介します。
- 【1発で決めようとしない】
- 1打目はオープンスペースを作るために打ち、2打目でできたオープンスペースへ決める。
- 【自分たちの陣形が崩れる方向へつなげない】
- つなぐときは後衛にボールを集める。前衛と後衛に小さな雁行ができ、センターを両プレーヤーがケアできる陣形で戦う。
- 【ポーチさせたいならセンターへサーブ】
- 味方の前衛に仕事をさせたいなら、サーブはセンターへ打つ。ワイドへサーブを打つと、前衛がポーチしづらくなる。
- 【ポジショニングで先手を打つ】
- 味方が攻めているなら、パートナーは次の攻撃ができるポジショニングへ移動。味方が走ってボールを追っているなら、パートナーは相手の次の攻撃を受けれるポジショニングへ移動。
- 【序盤でストレートリターンを見せておく】
- ストレートケアを意識させることで、相手の前衛がポーチに出にくくなる効果がある。
動画:おすすめのダブルスチャンネル
ダブルスを扱う動画をいろいろ見てきましたが、圧倒的におすすめなチャンネルは
です。
ショットのレッスン動画は、ダブルス視点で解説してくれるので、試合でそのまま活かすことができます。
字幕が大きくわかりやすいので、頭にしっかり入ってくるのもいいですね。
試合動画では、Dr.きょとーさんの解説がわかりやすく、各ポイントでの戦略や心構えなどを知ることができます。
ダブルスはいろいろなシチュエーションがあって判断が難しいですが、このチャンネルならダブルスの戦い方が少しずつわかってきます。
乱数表:仲間でダブルスするときに重宝
「テニス ダブルス 乱数表 エクセル」と検索すれば、大勢でダブルスをするときの乱数表が出てきます。
乱数表をプリントして使うのもいいですが、ダブルスの組み合わせを決める便利なアプリがおすすめです。
簡単操作!競技ペア決めコート振り分けアプリ
名前・レベル・勝利数を登録できる高機能アプリ。
番号より名前のほうが、対戦がわかりやすくなります。
ペア決めも、くじ引きやじゃんけんより楽になり時間短縮ができます。
ダブルス対戦表
コート数は最大4面、参加人数は60人までのダブルス対戦表を作れるアプリです。
シンプルな操作で対戦表をすぐ出せます。
対戦表だけが必要なら、直感的に使えるこちらのアプリがおすすめです。