- テニスのグリップテープ|おすすめオーバーグリップをタイプ別に紹介
- テニスのグリップテープの選び方|合うものが見つかる5つのポイント
テニスのグリップテープ|おすすめオーバーグリップをタイプ別に紹介
グリップテープに何を望むかで、あなたにおすすめしたい商品は変わってきます。
本記事前半では、あなたに合うグリップテープをタイプ別に紹介します。
- 初心者でも巻きやすいグリップテープ
- 手に吸い付くようなフィット感がほしい
- 安価なグリップテープを大量に購入したい
- グリップの握りを安定させたい
- 手汗が多くても滑らないドライタイプ
- グリップサイズを変えたくないなら極薄タイプ
オーバーグリップではなく、ラケットに最初から巻いてある元グリップ(リプレイスメントグリップ)について知りたい方は下記の記事をご覧ください。
初心者でも巻きやすいグリップテープ
と思っている初心者の方におすすめしたいのが
です。
グリップが滑りにくいウェットタイプで、伸縮性が非常に高いです。
グリップテープが伸びてくれるため、巻き始めでピタッと元グリップにくっついてくれます。
グリップテープを巻き慣れていない方は巻き始めで隙間ができて苦労しますので、この伸縮性は本当にありがたいですね。
強めに引っ張りながら巻けばグリップを薄くできるし、選べるカラーも豊富。
超メジャーなグリップテープなので、手に入りやすいのも助かります。
まとめて買える3本入りや5本入りも人気です。
3本入り⬇︎
5本入り⬇︎
手に吸い付くようなフィット感がほしい
グリップテープの握り心地を重視される方に、2種類のグリップテープを紹介します。
1つ目は、
です。
まとめ買いしたい場合はこちら。
3個入り⬇︎
12個入り⬇︎
ロジャー・フェデラーさんや錦織圭選手も愛用している人気のグリップテープ。
手に吸い付くようなフィット感が人気です。
厚さは0.5mmで、ヨネックスのウェットスーパーグリップより0.1mm薄いです。(ヨネックスのウェットスーパーグリップの厚さは0.6mm。)
両側が斜めに切れていて、両面テープも付いているので、ハサミを使わずに巻くことができます。
これは、ヨネックスのウェットスーパーグリップより優れた点ですね。
2つ目は、
です。
ボウブランドのプログリップは、「もうこれしか使えない」と言う固定ファンが多いですね。
ウェット感と耐久性が高く、高品質なグリップテープとして支持されています。
厚さが0.7mmあるので、グリップを気持ち太くしたい方にもおすすめです。(厚さは、ボウブランド > ヨネックス > ウィルソン。)
値段は高めですが、耐久性があるのでそれほど高い買い物にはならないはずです。
少しでも安くしたいなら、まとめ買いがお得⬇︎
長さは他より短めのため、グリップテープを巻き慣れている方向けですね。
安価なグリップテープを大量に購入したい
ほぼ毎日テニスをしている方は、グリップテープの消費も激しく、毎回購入するのも手間だと感じるでしょう。
そんな方におすすめなのが、
です。
5色入り⬇︎
毎日巻き替えたとしても、2ヶ月分あります。
グリップテープが合うかどうか不安な方は、5個セットで試してみましょう。
グリップテープは使わなくても劣化していくので、週1プレーヤーには60個入りはおすすめできません。
1人で使う場合、月1回交換したとしても使い切るのに5年かかります。
すぐには劣化しませんが、高温の場所に保管したり、購入してから長く使っていないグリップテープは要注意です。
グリップの握りを安定させたい
または
そんな方には、
が合うかもしれません。
凸型スポンジがスパイラル状についているので指に引っかかり、グリップ力が高まります。
そのため、握力がない方でもグリップの握りが安定しやすいです。
また、穴があいているので通気性がよく、汗の吸収もしやすくなっています。
問題なくグリップチェンジできる方は逆に使いづらくなる可能性もありますが、わたしが働いていたテニススクールではかなり売れていました。
リピート率も高かったです。
手汗が多くても滑らないドライタイプ
試合でグリップがすっぽ抜けてストレスを
感じたり、ポイントを失うのは避けたいですよね。
そんなお悩みがある方は、
がおすすめです。
3本入り⬇︎
10本入り⬇︎
30本入り⬇︎
ドライタイプで1番人気のグリップテープが、「トーナグリップ ドライ」です。
プロテニス選手のラケットを見ると、青いグリップテープに赤いシールで止めているのをよく見かけませんか?
それが「トーナグリップ」です。
プロも愛用するトーナグリップを使えば、大量の手汗でラケットがすっぽ抜ける心配から解放されます。
下記の種類がありますが、1番人気のある「XL」がおすすめです。
- 【オリジナル(幅25mm長さ990mm)】
- グリップを全部覆う必要のない片手バックハンドプレーヤー向き
- 【XL(幅29mm長さ990mm)】
- うまく巻けばグリップを全部覆える
- 【XXL(幅35mm長さ990mm)】
- XLでも足りないと感じる方向け
ただ、トーナグリップには欠点があり、
そして
です。
グリップテープを自分で斜めに切る必要があり、両面テープもついていません。
何回かテニスをすると、表面がはがれていきます。
それでも使い続けるのは、トーナグリップの握る感触が他では味わえないからでしょう。(わたしも愛用しています。)
耐久性が高いドライグリップをお探しなら、
がおすすめです。
ロングサイズにも対応しているストレスフリーなドライタイプ。
わたしも使いましたが、トーナグリップのように表面がすぐはがれないので長く使えます。
グリップを握ったときの感触が合えば、こちらを使うといいでしょう。
グリップサイズを変えたくないなら極薄タイプ
元グリップの太さで使いたい。
でも、元グリップごと交換するのは面倒くさいと感じている方もいると思います。
通常のグリップテープを巻くと、グリップサイズが1つ上がりますからね。
そんな方に試してほしいのが、
です。
3つ紹介します。
1つ目は、ヨネックスのウェットスーパー極薄グリップ。
ヨネックスのウェットスーパーグリップの厚さが0.6mmなので、0.2mm薄くなっています。
2つ目は、プリンスのエクススピード極薄タイプ。
厚さは、ヨネックスのウェットスーパー極薄グリップより若干薄い0.39mm。
3本セットです。
3つ目は、キモニーのハイソフトEX極薄グリップテープ。
厚さは0.33mmで、この中では1番薄いですね。
テニスのグリップテープの選び方|合うものが見つかる5つのポイント
本記事後半では、グリップテープを選ぶときのポイントを5つ紹介します。
5つのポイントを基準に、どれを重要視しているかをはっきりさせると、あなたに合ったグリップテープが見つけやすいです。
- ウェットタイプか?ドライタイプか?
- 巻きやすいか?
- 握り心地は?
- 耐久性は?
- コストは?
ウェットタイプか?ドライタイプか?
グリップテープは、大きく分けると2種類あります。
- ウェットタイプ
- ドライタイプ
ウェットタイプは、濡れた感触で手のひらにピタッとくっつく感じです。
手のひらとグリップとの一体感がありますね。
ドライタイプは、サラサラとしていて乾いた感じです。
手汗が多くてもグリップテープが吸収してくれて滑らないのが特徴。
ウェットタイプのほうが種類も多く、使用者も多い。
どちらか迷ったら、ウェットタイプを選ぶといいでしょう。
ウェットタイプだと手汗で滑ってしまう場合に、ドライタイプの使用を考えればOKです。
巻きやすいか?
グリップテープが巻きやすいかどうか。
普段グリップテープを巻き慣れていれば、妥協できるポイントではあります。
でも、グリップテープを巻き慣れていない方にとってはとても重要なポイントです。
巻きやすいグリップテープは以下をクリアしています。
- 端が斜めに切れている
- 先端に両面テープが付いている
- 伸縮性がある
- 十分な長さまたは幅がある
グリップテープを巻くときに、1番難しいのは巻き始めです。
巻き始めは少し強めに引っ張りながら巻きますが、伸縮性がないグリップテープだとグリップエンド付近の膨らんだところをピタッとくっつけるのが難しくなります。
余裕を持って巻けるかは、長さだけではなく幅にも注目して見る必要があります。
握り心地は?
握り心地は、テニスのプレー中にストレスなくグリップを握れるかで判断します。
手のひらのセンサーを研ぎ澄まして、グリップの握り心地を確かめます。
人それぞれ感じ方が違うので、実際にいろいろなグリップテープを使って、あなたが快適に感じるものを見つけましょう。
握り心地を決める要素として、下記の2つがあります。
- 【握った感触】
- ベトベト・サラサラ・デコボコ
- 【厚み】
- 細い・太い
ウェットタイプのウェット感やドライタイプのサラサラ感には好みもあるでしょう。
握った感触だけではなく、わずかな厚みの違いで違和感があったりします。
本記事では、各グリップテープの厚さも記載しているので参考にしてみてください。
耐久性は?
グリップテープで品質がいいというと、握り心地の他に耐久性を指す場合が多いです。
グリップテープの機能が長持ちして、表面がすぐに破れないものは耐久性があるといえます。
グリップテープは消耗品とはいえ、少しでも長く使えたほうがいいですよね。
長く使えれば、気持ちよくプレーができ、交換する頻度を減らすことができます。
価格が高めでも耐久性があれば、結果として安くなることもありますので…
コストは?
テニスをする時間が長い人ほど、グリップテープの消耗は激しく、交換頻度が高くなります。
そうなると、グリップテープ1枚当たりのコストもバカにならないです。
ただ、安価でも耐久性がなければ交換する頻度が上がってしまいます。
巻き替える回数が増えるのは面倒だし、逆にお金がかかってしまうかもしれません。
ある程度グリップテープの耐久性も考慮したうえで、安価なグリップテープを選ぶべきです。
もし、気に入ったグリップテープが見つかったら、まとめて購入すると一枚当たりの値段が少し安くなります。(まとめて購入すると、生産地の違いで握り心地が違う場合もありますが…)
グリップテープは交換し続けるもの。
できれば、本記事で紹介した商品で気になったものはいろいろ試してみてください。
今よりストレスなくテニスができるグリップテープに巡り合えるかもしれません!