という疑問から
といった疑問まで対応した「テニスの筋肉」まとめページです。
- テニスに筋力は必要か?
- テニス選手は筋肉をどう考えている?
- テニスをするとどこに筋肉がつく?
- テニスで筋肉痛になりやすいところ
- おすすめのテニス筋トレ動画
- おすすめのテニス筋トレ本
テニスに筋力は必要か?
筋力に自信がなくても、テニスは十分できるし、うまくなれます。
実際、小さなジュニアでも、身体の運動連鎖をうまく使っていいボールを打っています。
やはり、テニスは
という技術がベースです。
ただ、
もしくは
と思うなら、筋力はある程度必要です。
とはいえ、ボディービルダーのようなムキムキな筋肉だとテニスに支障が出てしまいます。
必要なのは、
を備えたテニス用の筋肉です。
という方は、下記の記事を参考にしてみてください。
テニス選手は筋肉をどう考えている?
選手によって体型はさまざまですが、ハードなトレーニングを積んでいるため、どちらかというとしなやかな細マッチョが多いです。
テニス選手は、コート上でのパフォーマンスに重点を置いており、必要以上に筋肉を肥大化させることを望んでいません。
長い試合を戦い抜くテニス選手にとって、肥大化した筋肉は重りのようになってしまい、足かせになってしまいます。
と言っても、上のショート動画のように、筋肉質なプロテニス選手もけっこういます。(ハンガリーのマートン・フチョビッチ選手。)
上半身が鍛え抜かれた選手は、とてつもなく重いストロークを打っています。
ラファエル・ナダル選手(スペイン)やカルロス・アルカラス選手(スペイン)などもそうですね。
ですが、そんな彼らもトレーニングはパフォーマンス重視。
肉体美が評価されているアルカラス選手も、
とコメントしています。
テニスをするとどこに筋肉がつく?
1番目立つのは、ラケットを振り回す
ですね。
テニスをしている人ならわかると思いますが、利き手の前腕が一回り大きくなります。
そして、ボールを追いかけてコートを走り回るときもボールを打つときも、
の筋肉を多用します。
テニスで筋肉痛になりやすいところ
テニスで筋肉がつくところは、
でもあります。
だったり
ときはなおさらですね。
テニスで筋肉痛になりやすいところは、以下のとおり。
- 下半身の裏側(お尻・ももの裏側・ふくらはぎ)
- 利き腕(前腕・肩)
- 腰
ボールを追いかけてコートを走り回る、打つたびにラケットを振り回す、身体の片側を酷使することを考えると、やはり身体は正直です。
腰に関しては、筋肉痛というより違和感が出たり疲れが溜まっていく場合が多いですね。
おすすめのテニス筋トレ動画
テニスのトレーニングを手っ取り早く始めるなら、書籍より動画がわかりやすくていいですね。
テニスに必要な筋肉を鍛えられる動画を厳選して紹介します。
1日3分部位別トレーニング
という方におすすめ。
テニス専門の整骨院「東テニス整骨院」さんが組んだ家でできるサーキットトレーニングメニュー。
1日3分の短いトレーニングなので、普段筋トレをやらない方でも習慣にしやすいかと思います。
家で簡単!体幹トレーニング
と思っている方におすすめ。
基本的な体幹トレーニングのプランクとサイドプランク、そしてアレンジ方法がわかります。
後半は、体幹だけでなく、肩甲骨・股関節・お尻周りもトレーニングできる内容になっています。
ジムでのトレーニング
という方はこちらを参考に。
プロテニスプレーヤーが実際にやっている筋トレを、上半身編と下半身編に分けて紹介しています。
どちらの動画も競技者向けのメニューなので、そのまま行うのは難しいです。
強度を落として自分向けに調整すれば、テニスをワンランクアップさせるトレーニングとして活用できそうです。
おすすめのテニス筋トレ本
豊富な筋トレメニューがわかり、自分向きにアレンジするなら書籍が便利。
書籍を使ってテニスの本格的なトレーニングをしたいという方に、
を3つ紹介します。
個人技が飛躍的にUPする!テニス体幹トレーニング
タイトルに「体幹トレーニング」とありますが、それだけではありません。
テニスに必要な自重トレーニングや道具(チューブやボールなど)を使ったトレーニングが目的別にまとめられています。
テニスの動きを強化するメニューもあるので実戦的。
強化したいショットがあるなど筋トレの目的が明確なら、非常に使いやすい本ですね。
テニスの技術的な部分も、連続写真でわかりやすく解説しています。
カラーで見やすく、メニューも多いのでやりごたえのある1冊。
テニスの筋力トレーニング(競技力が上がる体づくり)
多くの日本トッププロを指導してきたフィジカルコーチによる筋トレ本。
テニスの自重トレーニングの王道というべき内容です。
腕立て伏せ・スクワット・ランジなどのアレンジメニューが豊富に記載されています。
筋力がつきそうなハードな練習メニューが多く、部活で使うのにも向いています。
筋トレに近道はないということを教えてくれる硬派な1冊。
超常識!プレーが変わる体の鍛え方 自分でつくるテニス筋力
ピラティスやヨガなどの考え方が取り入れられている、今までになかったテニス筋トレ本。
女性の方にもおすすめできる本ですね。
テニス本にはめずらしく、呼吸・姿勢・体幹について多くのページを割いています。
ショット別トレーニングの他、ウォーミングアップやクーリングダウンのメニューがあったり、テニスのトレーニングで知っておきたい知識をところどころにまとめています。
筋力トレーニングというよりは、
の意味合いが強い1冊。
本記事で、テニス向きの筋肉を手に入れ、パフォーマンスアップとケガ防止に役立てていただければ幸いです!