- テニスを始める方法とかかる費用【元コーチが解説】
- 【テニスを始める年齢やおすすめの時期】大人でも遅すぎることはない
テニスを始める方法とかかる費用【元コーチが解説】
テニスをするには、以下のものを揃える必要があります。
- ラケット
- テニスシューズ
- テニスウェア
- テニスボール
- テニスコート
- 相手
と思うかもしれませんが、テニスを始める環境次第で必要なものはかなり減らせます。
正直ピンキリです。
ラケットは、5千円以下のアルミ製のものから3万円以上のものまであります。
ラケットは長く使うものなので、
を購入するといいですね。
テニスシューズは、5千円以下のエントリーモデルから1万5千円以上する競技用モデルまであります。
テニスをする頻度や強度にもよりますが、いずれ消耗して買い替えることになります。
始めは、安価なエントリーモデルで十分かと思います。
テニスウェアはなくても、スポーツできる格好で大丈夫。
詳しくは下記の記事で解説しています。
テニスのルールや打ち方がわからなくても、
に通えばレッスンで教えてもらえます。
「テニスボール・テニスコート・相手」を揃える必要もなくなります。
テニスを始める方法は大きく分けて以下の3つがありますが、まずはテニススクールについて解説したいと思います。
- テニススクール
- サークル
- 友達や家族と
テニススクール
最初に入会金や手数料、そして月会費がかかるものの、1番手っ取り早くテニスを始められるのがテニススクールです。
繰り返しになりますが、テニスで必要なもののうち「テニスボール・テニスコート・相手」が最初から揃っていて、テニスのルールや打ち方を教えてくれるコーチもいるからです。
ラケットとテニスシューズを揃えて運動できる服装になれば、すぐ始められます。
ラケットやシューズも無料レンタルしているテニススクールもあるくらいです。
でも、テニスを続けていけば自分用のラケットやシューズがほしくなる生徒さんがほとんどですね。
大人の通常レッスンだと、10,000〜16,000円くらいします。
レッスンの条件がいろいろ違うからです。
- 平日昼間より平日ナイターや土日のレッスンのほうが、月会費を1,000円くらい高く設定しているところが多い。
- 冷暖房完備のインドアでは、外のテニススクールより月会費が高くなる。
- レッスン時間や定員人数によっても月会費は変わってくる。
通常のクラスはレッスン時間が80〜90分あるのに対して、入門クラスは60分にしているスクールもありますね。
レッスン時間が短くなるため月会費が安くなり、初心者の方が入会しやすくなります。(レッスン時間が短いと不満に感じる方もいますが…)
また、定員12名と6名のレッスンでは、後者のほうがレッスン代が高くなります。
少人数のほうがコーチに見てもらえる時間は長くなり、ボールを打てる回数やレッスンの質も上がります。
サークル
もし、身近にサークルがあるなら、テニスを始める選択肢になります。(学生であれば部活もテニスを始める選択肢ですね。)
サークルでかかる費用は、テニスボール代とレンタルコート代。
といっても、メンバーで折半しますので、テニススクールと比べるとかなり安く済むはず。
サークルの雰囲気やテニスを丁寧に教えてくれる人がいるかどうか確認しておくといいでしょう。
友達や家族と
経験者がいれば、友達や家族とテニスを始める方法も考えられます。
ただ、下記をすべて自分で揃える必要があり、テニスを始めるのも続けるのも難易度は高いです。
- ラケット
- テニスシューズ
- テニスウェア
- テニスボール
- テニスコート
- 相手
テニスボールは、テニスをする頻度や練習内容で決めるといいですね。
テニスボールの価格はメーカー・種類・球数によって変わってきますが、だいたい4球1,000円くらいで購入できます。
練習相手と都合を合わせるのも大変ですが、1番難しいのがテニスコートの確保です。
市営のコートやテニススクールのコートをレンタルすることになります。
わたしが住んでいる地域では、市営コートのレンタルが抽選で、3ヶ月に1回くらいしか当選しません。(当選したときのコート代は、1時間で計算すると1,100円くらい。)
テニススクールのコートも時間が限られているうえに、けっこう高かったりします。
レンタル料金は地域や施設によりけりですが、わたしが使用しているスクールのコートは、平日は1時間2,500円で土日祝日は4,000円くらいしました。
また、テニスを教えてくれる人がいない場合、独学でルールや打ち方を覚えないといけません。
【テニスを始める年齢やおすすめの時期】大人でも遅すぎることはない
確かに、子どものころからやっている人や学生時代に経験している人もいますので、そう感じるかもしれません。
でも、テニスは何歳からでも始められるスポーツ。
いつから始めても遅いということはありません。(プロになるなら、4〜6歳くらいからテニスを始める必要があるかもしれませんが…)
わたしは、80代でも元気にテニスを楽しんでいる方を見てきました。
- テニスに挑戦してみたい
- ストレスを発散したい
- 健康維持に役立てたい
- 本気でテニスをしたい
- 仲間がほしい
上記のように、いろいろな目的でテニスを始める方がスクールにはいらっしゃっていました。
初心者クラスが開講しているテニススクールを選ぼう
そんなふうに感じている方は、
で始めるといいでしょう。
初心者向けの練習を行うので、コーチからテニスの基礎を学べます。
周りの生徒さんも初心者なので、肩身の狭い思いをすることなくテニスを楽しめます。
小さなテニススクールだと、「初級〜初中級」のようなざっくりとしたクラス分けをしているところもあります。
初心者でも経験者と同じクラスで練習する羽目になるので、初心者だけのクラスがあるか確認してから入会するといいでしょう。
スポーツ経験がなくても運動神経が悪くても大丈夫
テニススクールの初心者クラスに入会するにしても、
と心配する方もいらっしゃいます。
ご安心ください。
スポーツ未経験の生徒さんのほうが、コーチは教えやすかったりします。
他のスポーツをしていたことがプラスに働くこともありますが、逆に以前のクセが出てしまい上達を妨げてしまうこともあります。
例えば、野球をしていると投球動作が優れているため、頭より高い位置で打つサーブやスマッシュに強い傾向があります。
ですが、ワンバウンドさせてから打つグランドストロークでダウンスイング(上から下にスイング)をしてしまい、下から上にスイングしてボールに順回転をかけるトップスピンができない生徒さんもいました。
サッカーをやっていた人だとボールに素早く追いつける反面、ボールに近づきすぎてしまう方もいます。
ソフトテニスをやっていた人も、すばらしいショットを打つ人もいれば、当たりがどフラットになってしまい、なかなかコートに入らない方もいます。
スポーツ未経験の生徒さんはコーチの言うことをそのまま吸収できるので、スムーズに上達しやすいです。
テニスはタイミング・力加減・ボールとの距離などがつかめないと、最初はうまく打てません。
ただ、基本練習を反復していくと、何かのきっかけでコツをつかみ、今までできなかったことができるようになる瞬間があります。
時間がかかった分、できないことができるようになったときの感動は大きくなります。(わたしがそうでした!)
基本練習の反復で少しずつ慣れていきますので、焦らず続けてみてください。
テニスを始める時期はいつがいい?
おすすめは、ちょうどいい気温でできる春や秋ですね。
特に、4月は新しいことを始めるのにちょうどいい時期です。
冷暖房完備のインドアテニススクールなら、1年中テニスが快適にできるので、やりたいと思ったときに始められます。
また、テニススクールにはお得な入会キャンペーンをやっている期間があります。
例えばこんな感じです。
- 入会金・手数料100%OFF
- 初月月会費100%OFF
最初の2ヶ月の会費が50%OFFなんていうのもありますね。
ラケットレンタル無料やテニスシューズプレゼントといった特典があったりもします。
少しでも安く始めたい方は、入会キャンペーンをやっている時期に入会するといいでしょう。
テニススクールでは、無料もしくは500〜1,000円くらいで体験レッスンを受け付けています。
まずはテニスをやってみて、楽しいと感じたらぜひチャレンジしてみてください!