- 【テニスのサービス】関連用語をまとめて解説【初心者向け】
- テニスのゲームで知っておきたいサービスルール
テニスを始めたばかりだと、わからない用語が多いかと思います。
「サービス」とつく用語はいろいろあり、どれもテニスをするうえで必要になる言葉です。
ぜひ、この機会にまとめて覚えておきましょう。
【テニスのサービス】関連用語をまとめて解説【初心者向け】
テニスの「サービス」は、「サーブ」ともいいます。
同じ意味なのでどちらを使ってもいいのですが、「サーブ」と呼ぶことのほうが多い気がします。
ただ、「サービス」を使った用語がいくつかあるので本記事で解説します。
サービスとは
サービスとは、手に持ったボールを上げてノーバウンドで打つショットです。
基本的には頭上で打ちますが、下から打ってもかまいません。(アンダーサーブといいます。)
相手コートの対角線上にある長方形を狙って打ちます。
⬆︎サービスを打つ人を「サーバー」と呼びます。
テニスのゲームは、必ずサービスから始まります。
相手からのボールを返球する他のショットと違い、サービスは唯一自分のペースで打つことができます。
それゆえに、サービスは試合の流れを決める重要度の高いショットといえます。
サービスリターンとサービスエースって何?
よく聞く言葉に、「サービスリターン」と「サービスエース」があります。
それぞれの意味を解説します。
サービスリターンとは
「サービスリターン」とは、サービスを打ち返すことです。
単に「リターン」と呼んだり、「レシーブ」と呼んだりします。
サービスリターンも試合の流れを決める重要度の高いショットといえます。
また、サービスを受ける人のことは「レシーバー」と呼びます。
サービスエースとは
「サービスエース」とは、レシーバーがまったく触れずにサービスが決まることです。
サービスエースをとるためには、相手の読みを外したり、フラットに当ててスピードを上げる必要があります。
ラインやエリアで登場するサービス用語
テニスコートのラインやエリアで登場するサービス用語を紹介します。
サービスライン
センター・サービスライン
サービスコート
「サービスコート」のことを、「サービスエリア」と呼んだりもします。
サーブは、斜めの相手サービスコートにワンバウンドさせなければいけません。
テニスコートのラインやエリアの名称については、下記記事で解説しています。
テニスのゲームで知っておきたいサービスルール
本記事の後半では、サービスのルールを紹介します。
サービスを打つときの立ち位置と打つコース
サービスは、ベースラインより後方に立って打ちます。
サーバー(サーブを打つプレーヤー)は、最初の1ポイント目をセンターマークより右側(デュースサイド)から、対角線上にある相手のサービスコート(サーバーから見て左側)を狙って打ちます。
2ポイント目は、センターマークより左側(アドバンテージサイド)から、対角線上にある相手のサービスコート(サーバーから見て右側)を狙って打ちます。
3ポイント目はデュースサイドに戻り、これを1ゲームが終わるまで交互に繰り返します。
サービスを打てる回数
サービスは、1ポイントにつき2回まで打つことができます。
1球目のサービスを「ファーストサービス(もしくはファーストサーブ)」と呼び、2球目のサービスを「セカンドサービス(もしくはセカンドサーブ)」と呼びます。
ボールがサービスコートの周りの白線に少しでも触れていたら、サービスコートに入ったことになります。
ファーストサービスが入らなかった場合、セカンドサービスを打ちます。
2球ともサービスコートに入らなかった場合を「ダブルフォルト」と呼び、相手の得点になります。
サービスのフォルトとは
サービスを失敗することを「フォルト」といいます。
サーブのフォルトには、主に2種類があります。
- 斜めのサービスコートに入っていない
- 足が立っていいエリアを越えている
フォルトの詳しい説明やゲームでサービスを打つ順番を決める方法(ラケットトス)については、下記の記事で解説しています。
サービスレットとは
サービスのレットとは、サービスしたボールがネットに触れて、対角線上のサービスコートに入ったときのことを言います。
この場合、もう1度サービスを打ち直すことができます。
- 【ファーストサービスでレットした】
- →ファーストサービスを打ち直し
- 【セカンドサービスでレットした】
- →セカンドサービスを打ち直し
「レット」については、下記の記事で詳しく解説しています。
ゲーム中に使われるサービス用語
その他、試合の解説などでよく聞くサービス用語もあります。
- サービスゲーム
- サービスキープ
サービスゲームとは
「サービスゲーム」とは、サービスを打つプレーヤーのゲームのことです。
「セカンドセットは、錦織選手のサービスゲームからスタートです。」
こんな感じで使います。
サービスキープとは
「サービスキープ」とは、サービスを打つプレーヤーがゲームをとることをいいます。
サービス力があればサーバー優位となり、サービスキープがしやすくなります。
逆に、サービスを打つプレーヤーがゲームをとられることを「ブレイク」といいます。
あと1ポイントとればブレイクできるとき、「ブレイクポイント」と呼びます。
どれもゲームをするときに知っておきたい用語なので、ぜひ理解しておいてください。