テニスのイップス克服方法|フォアハンドストロークで経験した悪夢の日々

メンタル
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テニスをすると、腕が震えてボールがコントロールできない…多分、イップスだと思う。いくら練習しても治りそうもない。イップスを改善することはできるのかな?
そんなお悩みにお答えします。
【本記事の内容】
  1. テニスのイップス克服方法|フォアハンドストロークで経験した悪夢の日々
  2. テニスのイップスになりやすい打ち方と精神状態|おすすめの動画と書籍
書いている人
リョウジ

テニススクールの運営に10年携わる。(テニスコーチ・ストリンガー・フロント・事務など幅広く経験。)

リョウジをフォローする
わたしは、フォアハンドストロークとサーブのトスでイップスを経験しました。

特に恐ろしかったのは、フォアハンドストローク。

今までできていたことが急にできなくなり、練習しても改善の兆しなし…

もうこのまま治らないのかと焦り、イップス関連の本を読み漁ったり、いろいろなことを試しました。

対人練習をしていない時期だったので、運よくイップスから抜け出すことができました。

そのときの経験も踏まえて、テニスのイップスについて解説します。

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テニスのイップス克服方法|フォアハンドストロークで経験した悪夢の日々

テニスのイップス克服方法|フォアハンドストロークで経験した悪夢の日々

イップスとは、今まで当たり前にできていたことが、何かをきっかけにできなくなってしまうことをいいます。

イップスの症状としては、筋肉が硬化したり、震えが止まらなかったりして、思い通りのパフォーマンスを発揮できなくなります。

テニスのイップスの例は、下記のとおり。

【フォアハンドストローク】
スイングがぎこちなくなり、ボールをコントロールできなくなる。
【バックハンドストローク】
スイングがぎこちなくなり、ボールをコントロールできなくなる。
【サーブのトス】
腕がうまく上がらなくなり、ボールが狙ったところに上がらない。
【サーブ】
スイングがぎこちなくなり、ボールをコントロールできなくなる。
【球出し】
腕が震えてしまい、狙ったところにボールを出せない。

試合のように緊張する場面のときだけイップスになる人もいれば、いつでも思うようにコントロールできない重度の場合もあります。

イップスの恐ろしさは、なった人にしかわからないでしょう。できることができなくなり、いくら練習しても元に戻らない恐怖の体験です。

すぐできるイップスの対応策

すぐに何とかしないと、明日から困るんだけど…

根本的な改善にはなりませんが、イップスになっても何とかする方法はあります。

  • グリップの握り方を変える
  • 打ち方を変える
  • 利き腕を変える

まず、グリップの握りを変える方法が考えられます。

わたしがフォアハンドストロークでイップスになったときです。

グリップをイースタンからコンチネンタルに変えると、なぜかイップスが起こりませんでした。

本来の打ち方ではありませんが、イップスのまま打つよりはマシでした。

この後、何度かイースタングリップに戻しましたが、イップスは消えてはくれませんでした…

次に考えられる方法としては、打ち方を変える方法です。

例えば、片手でフォアハンドストロークを打つとイップスになる場合、両手で打つと抑え込めたりします。

また、両手バックハンドストロークがイップスなら、片手バックハンドストロークに変えるとイップスは起こらなかったりします。

打ち方を変えるのは容易ではありませんが、イップスのまま打つよりは、ボールをコントロールできるようになります。

中には、利き腕を変えてテニスをする強者もいました。

右手だとイップスでうまく球出しできないコーチがいましたが、左手で球出しを練習して乗り越えていました。

すぐに何とかしないといけない場合は、どれかできそうなものを選んで、イップスの起こらない状態を作るといいでしょう。

環境を変える

時間がかかってもいいから、イップスを治して今までの打ち方に戻したい。

そう思う方がほとんどでしょう。

イップスを克服したいなら、テニスする環境を変える必要があります。

どんな環境かと言うと、

ボールをコントロールしなくていい

環境です。

テニスは対人スポーツのため、この環境を作るのが1番難しいと思います。

もし、許されるのならば、ボールをコントロールしなくてはいけない環境から離れましょう。

代わりに、どんな練習をしたらいいか。

それは、

壁打ち

です。

壁打ちでイップスが起こらない打ち方を見つけ出せれば、イップスは克服できます。(わたしがそうでした。)

イップスが起こらない打ち方を見つける

壁打ちを使った練習方法ですが、壁に向かってボール出しをして、

1打だけフォアハンドストロークを打つ

これを繰り返しました。

イップスでボールをコントロールできないので、ラリーはできませんでした。

試したことをテニス日記に記録します。

テニス手帳
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開発元:TAKASHI ISHIGAKI
無料
posted withアプリーチ

試したこととその結果・気づいたこと・次回の目標などを練習後に記録し続けます。

最初は何をしても、イップスが起こりました。

そのうち、イップスが起こらない日が出てきますが、また元に戻ってしまいます。

あーでもない、こーでもないと試行錯誤しているうちに、気がついたらイップスから抜け出すことができました。

最終的に取り入れたのは、下記の4つでした。

  • 体重移動して打つ。
  • フォアハンドの縦スイングは、下から上にトップスピンをかける。
  • 行き先を見ない。
  • フォロースルーのとき、左手でラケットをキャッチしない。

ただ、いろいろなことを試したので、何がきっかけでイップスから抜け出せたのかよくわかりませんでした。

ボールをコントロールしようとせず、ラケットをしっかりと振り切ることが1つのポイントだったような気がします。
イップスだったときのテニス日記(クリックすると開きます)

フォアハンドストロークがイップスになったのは、2018年の4月くらい。

イップスから抜け出せたのは2021年の1月なので、3年近く苦しみました。

日記のフォアハンドストロークの部分だけを抜き出しています。

すべて壁打ち練習の記録です。

フォアハンドストロークは、毎回100打前後練習していました。

20181022
クローズドスタンスで、インサイドアウトにスイングしたら、イップスが消えた。恐る恐るスイングしないで、振り切ったほうがラケット面が安定した。

20181025
クローズドスタンス・大きなテイクバックからインサイドアウトにスイング・ラケット面が保てるように勢いよく振り抜くの3つを意識すると、イップスが起こらなかった。

20181107
家でトレーニングしたクローズドスタンスのメディシンボールスイングのおかげで、フォアハンドストロークがスムーズかつパワフルにスイングできた。

20181108
フォアハンドは、ボールをコントロールできそうもなかった。

20181115
あいかわらず、フォアハンドのトップスピンはラケット面が保てない。

フォアハンドで、ラケットを左手でキャッチしてみた。身体の開きが抑えられ、やらないよりやったほうがいいと思った。

20181119
グリップを握らないように緩めて打ってみたら、イップスが消えた。今までグリップを強く握りしめていたことがイップスの原因だったのかもしれない。

20181120
フォアハンドはグリップを握らないことでイップスは起こらなかったが、コントロールは不安定だった。ラケットヘッドが大きく動いてしまうので、ワイパースイングを安定させれば、コントロールが定まるかもしれない。

今後の目標
ワイパースイングで、ラケット面を保てるようにする。

20181121
フォアハンドはワイパースイングの素振りを10回ほど壁に沿って行ったが、スイングやボールコントロールはぶっ壊れていた。

20181128
フォアハンドは、左手を右肩の後ろからガイドして身体を回転させた。イップスの原因はやはり身体の回転がなかったからかもしれない。

20181129
少しずつ身体を回転させながら打つことに慣れてきた。軸足とボールとの距離が合っているときは、ラケット面が保つことができた。

20181130
身体を回転させることを意識したら、ラケット面が安定してきた。

20181204
左手のガイドをしても不安定。左手でラケットをキャッチしたほうが安定していた。ボールとの距離が合わないとうまく打てないこともわかった。

気づき
ボールとの距離が合わないとスイングが安定しない。

20181210
10球は肩をガイド、40球は左手でキャッチで打った。ラケット面が安定の兆しを見せている。

20190418
身体が前を向いて、右肩でボールとの距離をとる感覚があった。これなら距離が合いそう。

20190529
フォアハンドは、距離感が合わなかった。フォアハンドを安定させるにはどうしたらいいか考えよう。

20190530
フォアハンドが不安定。ゆっくり合わせて、ボールとの距離の精度を上げよう。

20190603
ゆっくりスイングすることを前提に、ウィンドミル30打・フリーハンドでキャッチ30打・トントンのリズムで30打を練習した。ウィンドミルでは、ボールの当て方を意識してみた。最後の30打は、自然とオープンスタンスを使っていた。

気づき
インサイドアウトのスイングを覚えるのに、ウィンドミルは有効だった。

20190604
ウィンドミルを最初の30打で意識したがうまくいかなかった。ボールの当て方を意識したほうがよさそうだ。

20190605
まったく安定する気がしなかった。次回ラケットを短く持って練習してみよう。

今後の目標
イップスを発生させないで打つ練習を考える。ラケットを短く持って、徐々に長く持ち替えてみる。

20190606
フォアハンドスライスまでもイップスになってしまった。ラケットを短く持って打ってみたが、ダメだった。肩をガイド30打、フリーハンドでキャッチ(ゆっくり振ることとボールにゆっくりラケットを近づけることを意識)30打、トントンのリズムで30打練習した。

20190607
フォアハンドスライスは、ボレーのようにスイングを小さくしてゆっくりタッチするように打ったら、なんとかイップスを発生させずに済んだ。しばらくこれを続けてみよう。

フォアハンドは、肩のガイド・フリーハンドのキャッチ・トントンのリズムを各30打意識した。全体では、ラケットをボールに近づけるように打った。イップスの発生率を落とせた気がする。

気づき
ゆっくりラケットをボールに近づけるとき、必ず上体を回しながら行う。

今後の目標
イップスが出ないくらいゆっくりラケットを振る。
ボールにラケットを近づけて、ボールとの距離感を正しくとる。

20190611
グランドストロークは全体的にラケットをボールに近づける感覚で打ったほうがよかった。無理のないスイングスピードで打てる。

フォアハンドは、ラケットをボールに近づける意識を持ちながら、肩をガイド30打・フリーハンドでキャッチ30打・トントンのリズムで30打練習した。

20190612
フリーハンドでラケットキャッチを意識したとき、上半身をソリッドに使う感覚が現れた。上半身を固めて打つ感じだ。腕だけのスイングを回避できた。

次回の目標
上半身をソリッドに使ってスイングする。

20190613
腕に力を入れてガチガチに固めると、上半身をソリッドに使えた。

20190614
気づき
グリップはしっかり握り、ラケットを固定したほうがミート率が上がる。

リラックスしない結果、フォアハンドでイップスが発生しなかった

20190617
フォアハンドでラケットをゆっくりボールに近づけたら、自然と腕に力が入った。

気づき
ラケットをゆっくりボールに近づけると、徐々に腕に力が入っていく。

20191230
フォアハンドは、イップスを克服していた。

20200104
フォアハンドは上出来。

20200111
フォロースルーではなく、ボールをとらえるインパクトに集中する。つまり、インパクトでラケットを止めるイメージ。惰性で、フォロースルーがとられる。

20200222
フォアハンドでは、運動連鎖のトレーニングで若干ラケット面が保ちづらくなった。

今後の目標
フォアハンドの打点とスイングの自動化。

20200223
フォアハンドは、スイングが不安定だった。ボールにラケットをゆっくり近づけるようにしたら、少しずつスイングが安定してきた。

今後の目標
フォアハンドの打点とスイングの自動化。

20200224
フォアハンドは、ラケットをボールにゆっくり近づけることを意識した。

今後の目標
フォアハンドの打点とスイングの自動化。

20200320
悪くはない。でも、ボールに力を伝えられる気がしない。スクエアスタンスでもオープンスタンスでも打てていた。

20200327
力が抜けていて、打点でボールをしっかりとらえている感覚がない。

20200331
ゆっくり打感を味わいながらスイングした。

20200404
ラケット面が安定しない。打点に力を集めないほうがうまく打てた。

気づき
打点に力を集めないで打ったほうがいい。

20200411
何も意識しないで打った。

20200412
いまいちな当たりだった。打点でラケットがぶれていることが多かった。

気づき
ゆっくり打とうが速く打とうが、テイクバックの準備は早くする。

20200415
打点でラケット面が崩れにくくなった。

気づき
「打点に力を集める」ことは、自分にとって身体の開きを抑えることだった。そして、正確には「身体の開きを適正にする」ことだった。

フォアハンドでは、ラケットをボールにゆっくり近づける感覚があった。ラケットを左手でキャッチした後、フォロースルーで身体をラケットと一緒に回すと調子がよかった。

20200419
だいぶスイングがスムーズになってきた。

今後の目標
フォアハンドは、「ゆっくり近づける→左手でキャッチ」を意識する。

20200422
ゆっくり近づけるは意識しないほうがいいかも。手打ちになりそう。

今後の目標
フォアハンドは、「左手でキャッチ」を意識する。

20200423
ラケット面が保てないときがあった。

今後の目標
フォアハンドは、「左手でキャッチ」を意識する。

20200524
うまく打てなかった。

今後の目標
フォアハンドは、「左手でキャッチ」を意識する。

20200526
ワンバウンドよりノーバウンドで球出しするほうがよさそうだ。

20200528
足を動かしてターゲットを狙うより、打点に力を集めて打っていたときのほうがよかった。足を動かすより、予測して早めに足を止めて、力を溜めたほうがよさそうだ。意識を元に戻そう。

今後の目標
打点に力を集める。
「左手でキャッチ」を意識する。

20200529
フォアハンドは、昨日ほどではないが不安定だった。

フォアハンドで球出しするとき、イップスが再発しそうになっていた。ボールをワンバウンドさせてから出すか、他の方法で球出ししてみよう。

テイクバックが大きくなりすぎないように気をつける。

スイングが安定しないのは、ダブルグリップメディシンボールのせいかもしれない。少し前は、もっとスイングが安定していた。

今後の目標
フォアハンドは、「左手でキャッチ」を意識する。

20200530
フォアハンドは、「ゆっくりスイングする」というコツをつかめた。

気づき
グランドストロークでは、イップスが起こらないように、ゆっくりラケットを振る。フォアハンドストロークの球出しも、ワンバウンドさせてからゆっくり打つ。 

今後の目標
グランドストロークは、イップスが起こらないくらいゆっくり打つ。
フォアハンドは、「左手でキャッチ」を意識する。

20200531
フォアハンドは、ゆっくりスイングしたが少しイップスが起こっていた。

今後の目標
グランドストロークは、イップスが起こらないくらいゆっくり打つ。
フォアハンドは、「左手でキャッチ」を意識する。

20200602
片手バックも、フォアハンドも、少しイップスが起こっていた。

今後の目標
グランドストロークは、イップスが起こらないくらいゆっくり打つ。
フォアハンドは、「左手でキャッチ」を意識する。

20200603
フォアハンドではイップスが発生していたので、壁からの距離を短くしてゆっくり打つ練習をした。

ラケットを大きく引かず、肩を入れることを意識したら、少しよくなった。

今後の目標
グランドストロークは、イップスが起こらないくらいゆっくりスイングする。
フォアハンドは、「左手でキャッチ」を意識する。

20200604
フォアハンドストロークは、肩を入れてテイクバックを小さくした。短い距離でイップスが起きないように練習した。

今後の目標
フォアハンドは、肩をしっかり入れてコンパクトなテイクバックをとる。
グランドストロークは、イップスが起こらないくらいゆっくりスイングする。
フォアハンドは、「左手でキャッチ」を意識する。

20200608
フォアハンドもバックハンドと同様、部屋の壁打ちとリンクするように、壁と短い距離で練習した。さらに、肩を入れてテイクバックをコンパクトにした。

今後の目標
フォアハンドとバックハンドは、部屋の壁打ちとリンクさせる。(壁との距離も短くする。)
フォアハンドは、肩をしっかり入れてコンパクトなテイクバックをとる。
グランドストロークは、イップスが起こらないくらいゆっくりスイングする。
フォアハンドは、「左手でキャッチ」を意識する。

部屋でも、スポンジボールを使って壁打ちしてました。狭いので、ショートラリーみたいな感じです。

20200609
フォアハンドもバックハンドも、ボールとの距離が合っていなかった。

気づき
身体を回した時に、ラケットが打点の位置に来るようにテイクバックしておく。

今後の目標
フォアハンドとバックハンドは、部屋の壁打ちとリンクさせる。(壁との距離も短くする。)
フォアハンドは、肩をしっかり入れてコンパクトなテイクバックをとる。
グランドストロークは、イップスが起こらないくらいゆっくりスイングする。
フォアハンドは、「左手でキャッチ」を意識する。

20200611
フォアハンドは、ラケットをある程度引いてからスイングしたほうがいいかもしれない。打点付近をあまり気にしないようにする。

今後の目標
フォアハンドとバックハンドは、打点を気にしすぎず、ある程度ラケットをスイングする。
フォアハンドは、「左手でキャッチ」を意識する。

20200612
フォアハンドは、しっくりこなかった。

今後の目標
フォアハンドとバックハンドは、打点を気にしすぎず、ある程度ラケットをスイングする。
フォアハンドは、「左手でキャッチ」を意識する。

20200615
フォアハンドは、腕を振るのではなく、身体を回すようにしたら、うまく打てた。

気づき
フォアハンドは、手に力を込めずに、身体を回転させて打つ。

20200616
グランドストロークは、全般的に調子が悪かった。

気づき
身体を回転させることと打点に力を集めることは、相反している気がした。

フォアハンドは、身体の回転を意識しつつ、ボールにトップスピンをかけることを意識してみた。

今後の目標
フォアハンドは、身体を回転させながら、トップスピンをかけて打つ。

20200617
フォアハンドは、10回ずつ分割して練習した。大きく、ゆっくり、力を抜くことを意識した。

フォアハンドを分割することで、何回も反省することができた。

気づき
自宅でやっていた打点練習の弊害に気づくことができた。今まで、大きなテイクバックがとれていなかった。

今後の目標
フォアハンドは、大きく、ゆっくり、力を抜いて打つ。

20200618
フォアハンドは、イップスの後遺症が見られ、治るまで長期戦になりそうだ。

今後の目標
フォアハンドは、大きく、ゆっくり、力を抜いて打つ。

20200620
フォアハンドは、イップスが小さく起こっていた。フラットではなくトップスピンをかけたら、スイングが少し安定した。

今後の目標
フォアハンドは、大きく、ゆっくり、力を抜いてトップスピンをかける。

20200621
フォアハンドの当たりはよくなかった。

気づき
フォアハンドは、手の力を抜くより、グリップを握りしめたほうが、スイングは安定した。

今後の目標
フォアハンドは、大きく、ゆっくり、力を入れてトップスピンをかける。

20200622
フォアハンドは、後半になるとイップスが起こらなくなっていた。

今後の目標
フォアハンドは、力を入れて、大きく、ゆっくりトップスピンをかける。

20200626
少しずつだが、フォアハンドのスイングが安定してきた。

今後の目標
フォアハンドは、力を入れて、大きく、ゆっくりトップスピンをかける。

20200627
フォアハンドは、スイングがぶれていた。

今後の目標
フォアハンドは、力を入れて、大きく、ゆっくりトップスピンをかける。

20200629
気づき
フォアハンドは、左手でラケットをキャッチしないほうが、スイングを邪魔しなくて済む。 

今後の目標
フォアハンドは、左手でキャッチしない。

20200630
フォアハンドは、打点の壁をイメージしたら、うまく打てた。うまく当たっていないときは、ラケット面が下を向いて低い弾道になるときが多かった。軟式テニスでは、ラケットを振りきってボールをコントロールしている。だから、フォアハンドもラケットを振りきりながら、ボールをコントロールしていこう。

今後の目標
フォアハンドは、左手でキャッチしない。
フォアハンドは、打点の壁をイメージする。

20200715
ストロークは、行き先を見ないことを意識した。

筋力トレーニングの効果か、ストロークはいつもよりパワフルに打てた。

今後の目標
行き先を見ない。
フォアハンドは、左手でキャッチしない。

20200719
気づき
ゆっくりボールをコントロールするより、しっかりラケットを振り抜いてから、ボールを徐々にコントロールするほうがよさそうだ。

今後の目標
行き先を見ない。
フォアハンドは、左手でキャッチしない。

20200720
フォアハンドは、ラケット面が下を向いて低い弾道になることが多かった。

今後の目標
行き先を見ない。
フォアハンドは、左手でキャッチしない。

20200721
とにかく行き先を見ないことを意識した。

フォアハンドのコツをつかんだ。下から上にスイングしてトップスピンをかける。そうしたら、ボールのコントロールが安定してきた。 

今後の目標
行き先を見ない。
フォアハンドは、下から上にトップスピンをかけてスイングする。

20200722
フォアハンドの当たりは最初よくなかったが、徐々に調子を取り戻した。

行き先を見ないことが、壁打ちでの最大の課題だと気づいた。

今後の目標
行き先を見ない。
フォアハンドは、下から上にトップスピンをかけてスイングする。

20200724
フォアハンドは、だいぶ安定してきた。

今後の目標
行き先を見ない。
フォアハンドは、下から上にトップスピンをかけてスイングする。

20200804
気づき
グランドストロークは、ボールを転がすイメージがあるほうがいいのかもしれない。

今後の目標
行き先を見ない。
フォアハンドは、下から上にトップスピンをかけてスイングする。

20200806
フォアハンドの後半は力が抜けていたけれど、ボールを返せてた。割とテイクバックはコンパクトだった。(脇が閉まるくらい。)

今後の目標
行き先を見ない。
フォアハンドは、下から上にトップスピンをかけてスイングする。

20200813
フォアハンドが、だいぶよくなってきた。練習方法は、多分間違っていなかった。

フォアハンドは、結果論かもしれないが、ラケットを立ててテイクバックしていた。

今後の目標
行き先を見ない。
フォアハンドは、下から上にトップスピンをかけてスイングする。

20201026
気づき
やはり、壁打ちではボールを打ち抜いたほうがいいと確信した。ターゲットとの誤差を忘れずに確認しよう。

20201031
気づき
フォアハンドでは、身体をつま先側に前傾すると、打点が遠くにとれることがわかった。

今後の目標
行き先を見ない。
フォアハンドは、下から上にトップスピンをかけてスイングする。

20201206
前より、フォアハンドが力強く打てるようになっていた。

20210105
フォアハンドは、クローズドスタンスをとることでスイングが安定してきた。

今後の目標
行き先を見ない。
フォアハンドは、下から上にトップスピンをかけてスイングする。

この日、イップスから抜け出せました。トップスピンをかける縦振りが安定したので、次回の練習から高い打点をフラットドライブで打つ横振りに取り掛かりました。

20210119
フォアハンドの高い打点の練習をしてみたが、身体をひねるのが難しかった。

今後の目標
行き先を見ない。
フォアハンドは、下から上にトップスピンをかけてスイングする。

20210122
フォアハンドの高い打点の練習に、少し慣れてきた。

20210126
フォアハンドは、インパクトに顔が残ってるとき力が入ることがわかった。

気づき
結果論だが、フォアハンドでは肘が伸びて打っていることがよくわかった。

今後の目標
行き先を見ない。
フォアハンドの縦スイングは、下から上にトップスピンをかける。

20210131
フォアハンドの縦スイングは、体重移動を意識したほうが打ちやすかった。

今後の目標
行き先を見ない。
フォアハンドの縦スイングは、下から上にトップスピンをかける。

20210203
フォアハンドでは、手に力を込めない。スイングスピードが遅くなる。むしろ、フィニッシュで力を抜くようにする。

今後の目標
行き先を見ない。
フォアハンドの縦スイングは、下から上にトップスピンをかける。
フォアハンドは体重移動を意識して打つ。
フォアハンドはフィニッシュで力を込めない。

20210314
フォアハンドのテイクバックのとき、グリップを握りしめず力が抜けていた。

今後の目標
体重移動して行き先を見ない。
フォアハンドの縦スイングは、下から上にトップスピンをかける。

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テニスのイップスになりやすい打ち方と精神状態|おすすめの動画と書籍

テニスのイップスになりやすい打ち方と精神状態|おすすめの動画と書籍

自分は、どうしてイップスになったのだろう?

イップスは治りましたが、わたしはそんな疑問を感じました。

同じことを繰り返さないためにも、イップスになりやすい打ち方と精神状態をわたし自身の経験からまとめてみました。

テニスのイップスになりやすい打ち方

テニスのイップスになりやすい打ち方。

それは、スイング中に

肘や手首を操作

しようとする打ち方です。

肘や手首を操作しようと思っていなくても、スイング中に肘や手首が不自然に動いていたらイップスになる可能性があります。

肘や手首の不自然な動きが入ると、本来のスイングが壊れてしまうからです。

わたしの場合は、フォアハンドストロークもサーブのトスも肘が悪さをしていました。

フォアハンドストロークのスイング中に遠心力がかかっているにもかかわらず、肘の曲げ具合を操作しようとしていました。

遠心力で伸びていく肘を曲げようとしていたのです。

また、肘の伸ばしすぎも危険です。

わたしは、サーブのトスアップの途中で肘を伸ばしすぎていました。

そり返るように伸ばした腕でトスを上げると、途中で肘がカクンと曲がってしまい、背中のほうへボールがズレてしまいます。

練習中は割と平気でしたが、試合で緊張しているときは何度やり直してもうまくトスが上がりませんでした。トスアップ中に腕が上がらず代わりに肘が曲がったり、ものすごいスピードで腕が上がったり…トスが狙ったところに上がらなくても無理やりサーブを打っていました。

テニスのイップスになりやすい精神状態

あそこにボールをコントロールしないとまずい…

こんな心境でボールを打っているときは要注意です。

ボールを撫でるようなスイングになってしまい、逆にコントロールしづらくなります。

わたしがイップスになったとき、球出しが狙ったところに行かない、ボレー対ストロークのストロークでボレーヤーにコントロールできない、ショートラリーもロングラリーも繋がらないと散々でした。

フォアハンドに来たら、全部スライスで誤魔化していた時期もありました。

イップスから抜け出せた今のわたしだったら、トップスピンをかけつつ、ラケットをしっかりと振り抜くことを意識します。

コントロールは後からついてくると信じて…

イップスがわかる動画と書籍

最後に、イップスのことがよくわかる動画と書籍を紹介します。

トモヤ@イップス研究家チャンネルのイップス超入門動画です。

動画では、イップスになるきっかけはいろいろと解説されています。

  • ミス
  • ケガ
  • 休み
  • フォーム変更
  • トレーニング

わたしの場合は、おそらく「休み」と「トレーニング」がきっかけでした。

「イップスになるメカニズム・イップスレベル・イップスを克服する3つのステップ」など、イップスについて知りたかったことをわかりやすく解説されています。

長い動画ですが、イップスを攻略するヒントが見つけられるはずです。

解説されている谷口智哉さんは野球のイップスを克服した経験を持ち、さまざまなスポーツのイップス症状を克服に導いているイップスの専門家です!

また、谷口智哉さんの著書「図解でわかる!イップスの克服 個別メニュー作成と段階的トレーニングで治す」もおすすめです。

イップス関連の本は何冊も購入しましたが、この本が1番現実的でわかりやすかったです。

第6章「イップス克服トレーニング③実践編」の「競技別トレーニング方法の具体例」には、

テニスにおける「スモールステップ」の実践方法

といったページもあり、参考になります。

以上、テニスのイップスについてでした。

イップスになってしまった場合、普通に練習してもなかなか治りません。(むしろ悪化する場合もあります!)

イップスの理解を深め、練習環境を変えることから始めてみてください!

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