【テニスのオーバーネット】失点になるケースとならないケースをわかりやすく解説

基礎知識
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テニスの「オーバーネット」のルールがよくわからない…ネット付近で失点になるケースとならないケースを教えてほしい。
そんなお悩みにお答えします。
【本記事の内容】
  1. 【テニスのオーバーネット】失点になるケースとならないケースをわかりやすく解説
  2. テニスのタッチネットと相手コートに触れたときのルール
書いている人
リョウジ

テニススクールの運営に10年携わる。(テニスコーチ・ストリンガー・フロント・事務など幅広く経験。)

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わたしは、以前テニスコーチをしていました。

レッスンでゲームをしていると、生徒さんがネットを越えてボールを打ってしまうケースがあります。

そのようなときは、失点になるケースとならないケースを説明し、ネット付近のルールを覚えてもらいました。

また、試合によく出ていたので、自分自身ネット付近で失点にならないよう気をつけてプレーしていました。

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【テニスのオーバーネット】失点になるケースとならないケースをわかりやすく解説

【テニスのオーバーネット】失点になるケースとならないケースをわかりやすく解説

ネット付近でボールを打つときに、気をつけなければいけないのが「オーバーネット」です。

「オーバーネット」がどのようなルールなのか解説します。

オーバーネットとは?

【テニスのオーバーネット】失点になるケースとならないケースをわかりやすく解説

「オーバーネット」とは、ノーバウンドのままネットを越えてボールを打つことで、失点になります。

JTAテニスルールブックを確認するとわかりますが、「オーバーネット」の正式な名称は「ファールショット」になります。

日本テニス協会で購入できます⬇︎
情報:出版物|日本テニス協会公式サイト[JTA]

「ファールショット」は、下記の場合にコールされます。

  • ボールが意図的に2回打たれたとき
  • ネットを通過する前に打たれたとき

本記事では、ノーバウンドのままネットを越えてボールを打つことを「オーバーネット」として説明していきます。

ラケットや身体はネットを越えてもいい

「オーバーネット」となるのは、ノーバウンドのままネットを越えてボールを打つときだけです。

ネットを越えずにボールを打てれば、ラケットや身体はネットを越えてもかまいません。

例えば、下記の場合はすべて「オーバーネット」になりません。

【テニスのオーバーネット】失点になるケースとならないケースをわかりやすく解説
⬆︎身体の一部がネットを越えてもOK

【テニスのオーバーネット】失点になるケースとならないケースをわかりやすく解説

【テニスのオーバーネット】失点になるケースとならないケースをわかりやすく解説
⬆︎打つ前にラケットがネットを越えているが、打つときにネットを越えていなければOK

【テニスのオーバーネット】失点になるケースとならないケースをわかりやすく解説
⬆︎打った後にラケットがネットを越えてもOK

ネットを越えて打ってもいいケース

ネットを越えて、ボールを打っていいケースがあります。

それは、自分のコートにワンバウンドしたボールが相手コートに戻ったときです。

この場合は、ネットを越えて打っても「オーバーネット」になりません。

【テニスのオーバーネット】失点になるケースとならないケースをわかりやすく解説

【テニスのオーバーネット】失点になるケースとならないケースをわかりやすく解説
⬆︎ ワンバウンドしたボールはネットを越えてもOK

強風やバックスピンにより、ネット際にバウンドしたボールが相手コートに戻ってしまうことがあります。そんなときは、ネットを越えてボールを触ってもOKです。
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テニスのタッチネットと相手コートに触れたときのルール

テニスのタッチネットと相手コートに触れたときのルール

「タッチネット」という言葉も聞いたことあるけど、それはどんなルールなの?

ネット付近で「オーバーネット」してなくても、「タッチネット」していれば失点になります。

「タッチネット」がどのようなルールなのか解説します。

「タッチネット」とは?

テニスのタッチネットと相手コートに触れたときのルール

「タッチネット」とは、身体・身につけている物(ウェアや帽子)・持ち物(ラケット)がネットに触れることをいい、失点になります。

JTAテニスルールブックを確認すると、「タッチネット」の正式な名称は「タッチ」だとわかります。

「タッチ」は、下記の場合にコールされます。

  • プレー中にプレーヤーがネットに触れたとき
  • プレー中のボールがプレーヤーに触れたとき
  • プレーヤーが相手コートに触れたとき

相手コートに触れても失点

テニスのタッチネットと相手コートに触れたときのルール

テニスのタッチネットと相手コートに触れたときのルール

テニスのタッチネットと相手コートに触れたときのルール

「タッチ」のルールにもあるように、プレーヤーが相手コートに触れても失点です。

また、身につけている物や持ち物も同様です。

つまり、帽子が相手コートに落ちたり、ラケットが相手コートに触れてしまったときも失点になります。

テニスのタッチネットと相手コートに触れたときのルール
⬆︎帽子が相手コートに落ちたら失点

テニスのタッチネットと相手コートに触れたときのルール
⬆︎ラケットが相手コートに触れたり落ちたら失点

ネット付近では「オーバーネット」や「タッチネット」だけではなく、相手コートに触れないように気をつけましょう。
ネット付近のルールを理解したら、後は落ち着いてボールを処理しましょう。

ちなみに、セルフジャッジではオーバーネット(ファールショット)もタッチネット(タッチ)も両プレーヤーがコールできます。

相手がオーバーネットやタッチネットしたとき、コールするならプレーをすぐに止めましょう。

テニスのルール全般は、こちらの記事をご覧ください。

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