- 【テニスのオーバーネット】失点になるケースとならないケースをわかりやすく解説
- テニスのタッチネットと相手コートに触れたときのルール
レッスンでゲームをしていると、生徒さんがネットを越えてボールを打ってしまうケースがあります。
そのようなときは、失点になるケースとならないケースを説明し、ネット付近のルールを覚えてもらいました。
また、試合によく出ていたので、自分自身ネット付近で失点にならないよう気をつけてプレーしていました。
【テニスのオーバーネット】失点になるケースとならないケースをわかりやすく解説
ネット付近でボールを打つときに、気をつけなければいけないのが「オーバーネット」です。
「オーバーネット」がどのようなルールなのか解説します。
オーバーネットとは?
「オーバーネット」とは、ノーバウンドのままネットを越えてボールを打つことで、失点になります。
JTAテニスルールブックを確認するとわかりますが、「オーバーネット」の正式な名称は「ファールショット」になります。
日本テニス協会で購入できます⬇︎「ファールショット」は、下記の場合にコールされます。
- ボールが意図的に2回打たれたとき
- ネットを通過する前に打たれたとき
本記事では、ノーバウンドのままネットを越えてボールを打つことを「オーバーネット」として説明していきます。
ラケットや身体はネットを越えてもいい
「オーバーネット」となるのは、ノーバウンドのままネットを越えてボールを打つときだけです。
ネットを越えずにボールを打てれば、ラケットや身体はネットを越えてもかまいません。
例えば、下記の場合はすべて「オーバーネット」になりません。
⬆︎身体の一部がネットを越えてもOK
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⬆︎打つ前にラケットがネットを越えているが、打つときにネットを越えていなければOK
⬆︎打った後にラケットがネットを越えてもOK
ネットを越えて打ってもいいケース
ネットを越えて、ボールを打っていいケースがあります。
それは、自分のコートにワンバウンドしたボールが相手コートに戻ったときです。
この場合は、ネットを越えて打っても「オーバーネット」になりません。
↓
⬆︎ ワンバウンドしたボールはネットを越えてもOK
テニスのタッチネットと相手コートに触れたときのルール
ネット付近で「オーバーネット」してなくても、「タッチネット」していれば失点になります。
「タッチネット」がどのようなルールなのか解説します。
「タッチネット」とは?
「タッチネット」とは、身体・身につけている物(ウェアや帽子)・持ち物(ラケット)がネットに触れることをいい、失点になります。
JTAテニスルールブックを確認すると、「タッチネット」の正式な名称は「タッチ」だとわかります。
「タッチ」は、下記の場合にコールされます。
- プレー中にプレーヤーがネットに触れたとき
- プレー中のボールがプレーヤーに触れたとき
- プレーヤーが相手コートに触れたとき
相手コートに触れても失点
↓
↓
「タッチ」のルールにもあるように、プレーヤーが相手コートに触れても失点です。
また、身につけている物や持ち物も同様です。
つまり、帽子が相手コートに落ちたり、ラケットが相手コートに触れてしまったときも失点になります。
⬆︎帽子が相手コートに落ちたら失点
⬆︎ラケットが相手コートに触れたり落ちたら失点
ちなみに、セルフジャッジではオーバーネット(ファールショット)もタッチネット(タッチ)も両プレーヤーがコールできます。
相手がオーバーネットやタッチネットしたとき、コールするならプレーをすぐに止めましょう。
テニスのルール全般は、こちらの記事をご覧ください。