テニスのデュースサイドとアドバンテージサイド(アドサイド)とは?

基礎知識
当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

テニスコートのサイドの名前がいまいちわからない…デュースサイドはどちらのサイド?
そんな疑問にお答えします。
【本記事の内容】
  1. テニスのデュースサイドとアドバンテージサイド(アドサイド)とは?
  2. デュースサイドとアドバンテージサイドはテニスルールと一緒に覚える
書いている人
リョウジ

・テニススクールの運営に10年携わる。
(テニスコーチ・ストリンガー・フロント・事務など幅広く経験。)

・草トーナメントは80大会以上出ている年もあるくらい好き。
(オープンでの優勝回数は13回。ほとんどシングルス。)

・「サーブ・フォアハンド・バックハンド」はかなり伸び悩んだ。
(通ったスクール数は多く、テニスで悩んでいる方の気持ちもわかります。)

リョウジをフォローする

スポンサーリンク

テニスのデュースサイドとアドバンテージサイド(アドサイド)とは?

テニスのデュースサイドとアドバンテージサイド(アドサイド)とは?

テニスコートのサイドには、「デュースサイド」と「アドバンテージサイド」があります。

本記事の前半では、「デュースサイド」と「アドバンテージサイド」について解説します。

デュースサイドとアドバンテージサイド(アドサイド)とは

デュースサイドとは、

自分が守るコートの右半分

のことです。

テニスのデュースサイドとアドバンテージサイド(アドサイド)とは?

そして、アドバンテージサイドとは、

自分が守るコートの左半分

のことです。

テニスのデュースサイドとアドバンテージサイド(アドサイド)とは?

アドバンテージサイドは、よく「アドサイド」と短縮して呼ぶことが多いです。

英語だと、下記のように呼びます。

【デュースサイド】
deuce courtデュース コート
【アドバンテージサイド】
advantage courtアドバンテージ コート または ad courtアド コート

デュースサイドとアドバンテージサイドという言葉を使う場面

デュースサイドとアドバンテージサイドという言葉は、どんなときに使われるの?

ダブルスのレシーブで、ペアとどちらのサイドを守るか決めるときに使います。

また、ノーアドバンテージ方式の試合で「40 – 40(フォーティー・オール)」になったときにも使用します。

ノーアドバンテージ方式は、「40 – 40」になったら1本勝負になるルールです。

「40 – 40」になるとレシーバーがサイドを選べるので、

デュースサイド

でレシーブするか

アドバンテージサイド

でレシーブするかをサーバーに伝えます。

ただし、ミックスダブルスは例外です。「40 – 40」になった場合、サーバーと同性のレシーバーがいるサイドで1本勝負になります。

フォアサイドとバックサイドじゃダメなの?

デュースサイドとアドバンテージサイドは覚えにくいな…フォアサイドとバックサイドじゃダメなの?

自分が守るコートの右半分を

フォアサイド

自分が守るコートの左半分を

バックサイド

と言っている方は多く、これでも相手に伝わるとは思います。

ですが、左利きの方にとってはフォアサイドとバックサイドが逆になってしまいます。

右利きの方から見たフォアサイドは、左利きの方から見るとバックサイドです。

右利きの方から見たバックサイドは、左利きの方から見るとフォアサイドです。

「フォアサイド」と「バックサイド」は正しい名称ではなく、左利きの方を混乱させてしまいます。

やはり、自分が守るコートの右半分を「デュースサイド」、自分が守るコートの左半分を「アドバンテージサイド(アドサイド)」と呼ぶようにしましょう。

スポンサーリンク

デュースサイドとアドバンテージサイドはテニスルールと一緒に覚える

デュースサイドとアドバンテージサイドはテニスルールと一緒に覚える

デュースサイドとアドバンテージサイド、覚えにくい名前だな…

初めて聞く方は、そんなふうに思うかもしれません。

ですが、スコアで「デュース」以降のカウントを知ると、覚えやすい名前だということに気づきます。

テニスのデュースとは?

デュースとは引き分けや同点という意味で、テニスではお互いが3ポイントずつとったときやその後ポイントが並んだときに使います。

お互いが3ポイントずつとると

40 – 40

になりますが、「フォーティー・オール」とは言わず

デュース

とコールします。

お互いが3ポイントずつとり「デュース」になると、

2ポイント差をつける

まで終わりません。

デュースの詳しい解説はこちら⬇︎

デュース以降のスコアはどうコールする?

デュースになってからどちらかがポイントをとると、

アドバンテージ・田中

のようにポイントをとったプレーヤーの名前がコールされます。

セルフジャッジの場合は、サーバーが下記のようにコールします。

【デュース後にサーバーがポイント】
→アドバンテージ・サーバー
【デュース後にレシーバーがポイント】
→アドバンテージ・レシーバー

ポイントを連取して2ポイント差をつければ、ゲームをとれます。

再び同点になってしまった場合は

デュース

に戻ります。

デュースはなかなか終わらないので、「40 – 40」になったら1本勝負になるノーアドバンテージ方式がよく使われます。

テニスのルールと一緒にサイドの名前を覚えよう

デュースとそれ以降のスコアは、テニスコートのサイドの名前とリンクしています。

「デュース」になったとき、サーバーは必ず

デュースサイド

からサーブを打つことになります。

デュースサイドとアドバンテージサイドはテニスルールと一緒に覚える

「アドバンテージ・サーバー」か「アドバンテージ・レシーバー」になったとき、サーバーは必ず

アドバンテージサイド(アドサイド)

からサーブを打つことになります。

デュースサイドとアドバンテージサイドはテニスルールと一緒に覚える

まとめると、

【デュース】
→デュースサイドでサーブ・レシーブ
【アドバンテージ・サーバーもしくはアドバンテージ・レシーバー】
→アドバンテージサイドでサーブ・レシーブ
テニスのルールを覚えるついでに、サイドの名前を覚えれば忘れにくくなるでしょう!
以上、テニスのデュースサイドとアドバンテージサイドについてでした。

テニスをするときは「フォアサイド」と「バックサイド」という言葉は使わず、「デュースサイド」と「アドバンテージサイド」と呼ぶようにしましょう!

タイトルとURLをコピーしました