- テニスは有酸素運動?取り入れ方で健康維持や痩せる効果も期待できる
- テニスは痩せる痩せないどっち?やり方次第でダイエット効果あり
テニスは有酸素運動?取り入れ方で健康維持や痩せる効果も期待できる
「有酸素運動」とは、筋肉を収縮させる際のエネルギーに酸素を使用して、時間をかけて継続的に行う運動のことをいいます。
軽い負荷で20分以上行うジョギングなどがそうですね。
有酸素運動の効果は、下記のとおり。
- 生活習慣病の予防・改善
- 心肺機能の向上
- 脂肪の燃焼
- ストレス解消
テニスは有酸素運動?無酸素運動?
テニスは、有酸素運動と無酸素運動の両方の要素を含むスポーツです。
ゆっくりボールを打ったり、軽いラリーであれば、
になります。
ボールをハードヒットしたり、コートを全力で走れば、
になります。
テニスが好きで、長時間やっても苦痛にならなければ、有酸素運動として期待できます。
有酸素運動になるテニスとは?
長い時間テニスのゲームをするだけで、有酸素運動の効果があります。
ゲームでなくても、
でも大丈夫です。
球出し練習は、軽い強度でボールを追いかけている時間や動いている時間が長いと有酸素運動になります。
ラリー練習も、ゆっくり打ちながら長い時間続ければ、有酸素運動です。
有酸素運動にならないテニスとは?
テニスはテニスでも、ほとんど動かず、その場で技術練習をするだけでは有酸素運動としての効果は薄いです。
プライベートレッスンのようにマンツーマンで、技術の習得を目的とするならそのようなレッスンになることもあります。
また、球出しやラリーでも、激しく打ってしまうと、無酸素運動に近くなります。
無酸素運動は、有酸素運動のように体脂肪を燃料とせず、糖をエネルギー源として利用します。
適度な強度でテニスをすることで、有酸素運動の恩恵を受けられます。
テニスは痩せる痩せないどっち?やり方次第でダイエット効果あり
本記事前半で、テニスは有酸素運動にもなるため、
と書きました。
長時間コートに立っているテニスコーチを見ると、確かに痩せ体型が多いです。(少なくとも、わたしが勤務していたテニススクールはそうでした。)
テニスを楽しく痩せるツールとして使うのはありだと思います。
テニスの頻度を上げたほうが痩せやすい
テニスを週1回やるくらいだと、正直ダイエット効果は薄く、体重の変化は見られないかもしれません。(週1回でも、健康維持やストレス発散などの効果はあります!)
テニスにダイエット効果を期待するなら、少なくとも週2回以上はやりたいですね。
特に、夏にアウトドアで行うテニスは、大量に汗をかき、痩せやすいです。
わたしも、夏になると毎年2kgくらい体重が落ちることが多かったです。
テニスと組み合わせたいストレッチ
テニスをするなら、ケガ防止も兼ねて
をおすすめします。
ストレッチの消費カロリーは少なく、脂肪燃焼効果も対して期待できません。
ですが、ストレッチを継続することで筋肉の柔軟性が上がり、血流の促進につながります。
その結果、下記を体感できるでしょう。
- 可動域が広がり以前より動ける
- 硬くなった筋肉をほぐせる
- 疲れが溜まりにくくなる
ストレッチを継続すると、怪我の予防になり、さらにテニスで動けるようになります。
ストレッチには2種類あるので、うまく使い分けるといいでしょう。
- 【ダイナミックストレッチ】
- 動的ストレッチ。動きのあるストレッチで、動的可動域を広げる。テニスの前に行う。
- 【スタティックストレッチ】
- 静的ストレッチ。ゆっくり筋肉を伸ばす従来のストレッチ。テニスの後やお風呂の後に行うのがおすすめ。
ダイナミックストレッチは、テニススクールのレッスンの前にも行なっていると思います。
テニスのパフォーマンスを上げる本格的なものであれば、下の動画がおすすめ。(ジョコビッチ流ダイナミックストレッチ。けっこうハードです。)
スタティックストレッチが続かない人は、デスクワークの合間にできるストレッチから始めるのがおすすめ。
仕事の合間の隙間時間で、ストレッチができます。
わたしも、下の書籍の「オフィスでやりやすいストレッチ」から始めたら、ストレッチを習慣にできました。
毎日のようにテニスをしているのに痩せない場合
という方は、食生活に問題があるかもしれません。
いくらテニスでカロリーを消費しても、食事での摂取カロリーが上回っていれば痩せません。
朝昼晩の食事や間食を見直して、摂取カロリーをコントロールする必要があります。
とはいえ、極端な食事制限は危険です。
必要な栄養素が不足すると、基礎代謝が低下したり、体調を崩したりする可能性があります。
テニスの際は、脱水症状を起こさないよう、こまめに水分をとることを忘れずに。
できれば、汗で失われたミネラルなどを補給できるスポーツドリンクがおすすめです。
ダイエット目的だとしても、テニス中の水分やエネルギーの補給はこまめにとるようにしてください!